馬券情報・最前線(栗東編)

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関西の事情通が思惑の真相に迫る!

七夕賞(G3)
馬にも人にも注目!
勝負をかけた福島遠征

夏のローカル開催も2週目、今週も福島・小倉の東西で重賞が行われる。

福島では、この季節の風物詩となる重賞、七夕賞が行われる。

関西からは、ミルコはいつも通りの関東圏での騎乗なので通常騎乗と言えるが、長岡騎手・岩田望来騎手・酒井学騎手の3人は拠点としている栗東から福島への遠征、そして先週に引き続き拠点としている函館から岩田康誠騎手と、関東所属ながら関西ジョッキーと言える吉田隼人騎手も福島へ遠征してくる。

中でも注目は、やはり北海道・函館から遠征してくる二人、岩田康誠騎手と吉田隼人騎手だ。

二人とも土曜日は函館で騎乗、しかも最終レースまで乗りながらも遠征してくる。

お目当ては当然メインの七夕賞

岩田康誠騎手が乗るのはショウナンバルディ

この馬は自らの手で2つ勝たせている馬でもあり、また懇意にしてもらっているオーナーの所有馬という事で期待に応えたいという思いもあるようだ。

思い起こせば、2月の小倉大賞典の時にも、東京でフェブラリーステークスが行われる裏で、この馬のために小倉遠征していた経緯もある。

また、岩田康誠騎手本人はJRA全10場重賞制覇にリーチを掛けていて、残っているのがこの福島。それもあって余計に力が入るところだ。

対して吉田隼人騎手。騎乗するクラージュゲリエは今回が初騎乗。

普通は初騎乗馬のためにわざわざ遠征する事は考えられないが、この馬はノーザンF生産馬。そう、先週に引き続きノーザンFの依頼で遠征する。

前走の鳴尾記念では7着に敗れたクラージュゲリエ、気持ちを乗せるための坂路調整が奏功するかと思われたが、逆にやや重めが残ってしまったようだ。

今回はコースでもビシッと追われ、さらにブリンカーを着用、変わる可能性は十分ある。

まして、勝ち鞍の2つは札幌と京都の内回りコース、昨秋2着だったアンドロメダステークスも阪神内回りだったように、小回りで好走実績を残している。この福島コースは歓迎のはずだ。

この2頭と二人、馬にも人にも注目してみたい!


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