馬券情報・最前線(栗東編)

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関西の事情通が思惑の真相に迫る!

有馬記念(G1)
とにかくトーンが高い!

いよいよ今年も有馬記念を迎える。

アーモンドアイ・リスグラシューの女傑2頭を筆頭に有馬記念史上に残る超豪華メンバーだった一昨年、そしてG1馬8頭を数えた昨年、この2年に比べ今年はやや寂しいメンバー構成ではあるものの、実績ある古馬に新興勢力の3歳勢が挑む、非常に興味深い年末ならではの一戦となった。

実績NO1は、グランプリ4連覇の偉業に挑むクロノジェネシス。現時点での現役最強と言える存在。

このレースを最後に引退、レース後には引退式も行われる。

この秋、コントレイル・グランアレグリアが有終の美を飾っているだけに、クロノジェネシスも続くかとより注目されている。

しかし、あの極悪馬場での凱旋門賞帰りだからなのか、中間の調教ではもうひとつピリッとしない。

陣営のコメントも、「前走で苦しい思いをさせてしまったので、最後は楽しんで走って欲しい」とかなり慎重。

コントレイルやグランアレグリアの時と比べると、勝負に拘っている雰囲気は今一つ。4連覇は地力に期待と言ったところだろう。

同じ凱旋門賞帰りながら、ディープボンドの方は、驚くことに雰囲気が真逆と言っていい。

まだ4歳の秋ということもあるのだろう、あの極悪馬場を走った事で、さらに逞しくなり、走りも沈み込むようになってきたという。

鞍上の和田騎手も、調教で半年振りにこの馬に跨ったが、その成長を感じたという。

同じ凱旋門賞帰りでも、こちらはとにかくトーンが高い。

世間的には、クロノジェネシスに新興勢力の3歳勢、エフフォーリアを筆頭にタイトルホルダーなど勢いある3歳馬がどう挑むのか注目されているが、G1勝利はないものの、春の天皇賞では1番人気に推され、フォア賞ではホームのブルームを破っている。

海外遠征で成長を遂げた古馬(フルウマ)ディープボンドにも、ぜひとも注目して頂きたい!


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