馬券情報・最前線(栗東編)

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関西の事情通が思惑の真相に迫る!

シンザン記念(G3)
乗りに乗っている!

1月5日競馬元旦が過ぎると、毎年恒例の正月3日間開催に突入する。

関西圏の重賞は明け3歳馬によるシンザン記念

昨年はピクシーナイトが勝利、4年前にはアーモンドアイが、それ以前にも過去10年以内でミッキーアイルやジェンティルドンナと、勝ち馬から後のG1馬4頭、内2頭が3冠馬という、近年はレース名そのままの出世レースとなっている注目の一戦。

今年も相応しいメンバーが揃っている。

中でも注目されているのは、新馬戦を圧勝し、騎乗していたルメールがレース後のコメントで「第二のグランアレグリア」と絶賛していたラスールだろう。

毎年恒例、正月はお休みするルメールが、本来なら2週間休みたいところを、日曜日から騎乗しているところにその期待の高さもうかがわせる。この馬が使うなら乗ろうという事なのだろう。

もちろんこのラス-ルも注目ではあるが…

そのルメールがお休みしていた1月5日、存在感を魅せていたのが松山騎手

関西のオープニングレースとなる中京第1Rを制すると、関西のオープニング重賞である京都金杯も制覇、しかも史上初となる金杯3連覇を達成、さらに準メインと最終レースも勝利しこの日4勝の固め撃ち。まさに乗りに乗れている。

今週もその勢いを轟かせる可能性は十分ある。

このシンザン記念ではカワキタレブリーに騎乗。

前走のデイリー杯2歳ステークスで初めて手綱を取ったが、集中力に散漫なところがあるものの、後方から終いを活かすメリハリある競馬で3着と好走。勝ち馬セリフォスがG1で僅差2着に好走している事を考えれば、このカワキタレブリーも重賞級の力はあると言っていいだろう。

夏からコンスタントに使われてきたこともあり、前走後はG1を見送り成長を促すために間を空け、年明けのここを目標に予定通りに仕上げられてきた。

そして鞍上の松山騎手も2度目の騎乗で、さらにパフォーマンスを上げてくるだろう。

ラスールももちろん注目ではあるものの、初日乗りに乗れていた松山騎手が手綱を取るカワキタレブリーには、馬券的な意味でも注目してみたい!


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