馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
フェアリーS(G3)
期待十分の遠征!
毎年恒例の正月3日間競馬、最終日の月曜日は中山で明け3歳牝馬による重賞・
フェアリーステークスが行われる。
重賞とは言え、今年は登録した18頭全てが1勝馬(2頭が抽選除外)で実質1勝クラスの争いと言える。
そんな中でも、注目されるのはやはり
ルメールの騎乗馬、国枝厩舎
エリカヴィータには人気も集まるだろう。
というのもこのレース、前走そのルメールで勝ち上がった馬がスクルトゥクーラ・ビジュノワールと他にも2頭存在し、如何にも選んで見えるからだ。
実際のところは、いつもの如くノーザンFの采配ではあるのだが、先日のホープフルステークスでは、ルメールが騎乗したコマンドラインが12着の大敗、新馬戦でルメールが騎乗したキラーアビリティが勝利し、デビューから2連勝の手綱を取ったジャスティンパレスが2着、これもノーザンFの采配だったが、たまにはそういうケースもある。
奇しくも今回のエリカヴィータも国枝厩舎、今回の采配はどういう結果になるのか…
そういう意味でも、もちろんエリカヴィータの走りは注目になるが、このコーナーで注目してみたいのは…
関西から遠征するジョッキーが二人、藤岡佑介騎手と菱田騎手。中でも父藤岡健一厩舎の管理馬で遠征す
る藤岡佑介騎手鞍上の
エバーシャドネーには注目してみたい。
新馬勝ちした前走、先に抜け出した2番人気の牡馬をゴール前で鮮やかに差し切り完勝。その負かした牡馬が、次走未勝利ながら1勝クラスの万両賞で豪快な競馬を魅せ勝利を上げたマテンロウオリオン。
よって、エバーシャドネーも新馬戦の内容的には、実質1勝クラスと言える今回のメンバーならば十分勝負になるはずだ。
その初戦も、まだまだ良くなる余地を残している中での勝利。体幹がしっかりしていてスタミナもあって、今の中山の馬場もピッタリだろう。
鞍上の藤岡佑介騎手もその勝ちっぷりに手応えを感じ、重賞挑戦となるここでも期待十分の遠征。
因みに同厩舎でシンザン記念に出走しているモズゴールドバレルは、当初フェアリーステークスに出走予定で投票したのだが、除外されてシンザン記念に再投票した経緯。厩舎としても上手く使い分けできた形だ。
もろもろの流れを考えても、このエバーシャドネーには注目してみたくなる!
オススメ!
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