重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

提供:シンクタンク

重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

【大阪杯】2週連続で注目馬が好走中!いま話題の「世代間レベル」から浮上した1頭

元調教師の平井雄二です。

先週の高松宮記念は当コーナーで推奨したナムラクレアがアタマ差の2着。阪神大賞典を5馬身差圧勝したテーオーロイヤルに続いて、皆さんのお役に立てていれば幸いです。

今週の大阪杯(G1、阪神芝2000m)は、2019年以来となる「ドバイワールドカップデーと同じ週の開催」。当時は1番人気の4歳馬ブラストワンピースが6着に敗れ、9番人気の5歳馬アルアインが勝利する波乱決着となりました。

この2019年に限らず大阪杯は「4歳vs5歳の世代間対決」となっていて、直近5年は4歳馬と5歳馬しか馬券に絡んでいません。

特に注目は、直近5年の1番人気は全て4歳馬で5連敗している点でしょう。4歳馬で勝ったのは21年レイパパレ(4人気)で、2~3着に取りこぼすケースが目立ちます。

大阪杯の年齢別成績(過去5年)
4歳馬[1-2-4-15]複勝率31.8%
5歳馬[4-3-1-21]複勝率27.6%
6歳~[0-0-0-19]複勝率 0.0%

大阪杯1番人気馬の成績(過去5年)
23年2着 スターズオンアース
22年5着 ジャックドール
21年9着 エフフォーリア
20年3着 ダノンキングリー
19年6着 ブラストワンピース
※すべて4歳馬

1番人気の4歳馬が勝ちきれない最大の理由として、芝中距離の一線級は賞金が高いドバイ国際競走へ向かうケースが多く、大阪杯に使ってくるのは能力的に4歳馬の2番手グループだからでしょう。

今年の4歳勢は、昨年の3冠牝馬リバティアイランドはドバイシーマCに出走するため不在。昨年のダービー馬タスティエーラ、皐月賞馬ソールオリエンスが大阪杯に出走してきました。

この4歳クラシックホース2頭にしても、ドバイとの“使い分け”という側面は否めません。

タスティエーラは同じく堀厩舎の管理馬ダノンベルーガがドバイターフに出走。ソールオリエンスは馬主が同じ社台レースホースのスターズオンアースがドバイシーマCに出走します。

5歳の"エース格"をドバイに使って、4歳馬を大阪杯に回したとも考えられます。

特に今年の4歳勢は例年と比べてG1や重賞で苦戦が続いているだけに、人気を背負っても過度な期待は禁物かもしれません。

逆に勝ち切りを期待するなら、直近5年で4勝を挙げている5歳馬でしょう。その中でもローシャムパークは初の海外遠征だった前走香港Cで8着に敗退。この結果を受けて海外遠征はせず、国内で普段と同じ調整で臨める大阪杯でのG1制覇を狙ってきたと考えられます。

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Be The Winner とは?

GIを2勝した元調教師・平井雄二が重賞戦略アドバイザーとして監修。調教師時代に培った相馬眼を武器に、馬券の勝ち組を目指す競馬ファンの皆様に馬券で勝てる馬を教えます!毎週木曜に公開いたします。
平井 雄二

元調教師・生涯成績255勝

主な管理馬
・サクラスターオー(皐月賞・菊花賞・弥生賞)
・サチノスイーティー(アイビスサマーダッシュ)

1969年 騎手免許取得
1985年 騎手を引退
1985年 調教師免許取得
1987年 サクラスターオーで2冠達成
    重賞獲得調教師賞を受賞
2006年 サチノスイーティーでアイビスサマーダッシュを制覇
2011年 調教師を勇退

調教師時代に培った確かな“眼”を武器に馬券になる馬を見抜く“技”は圧巻の一言。

人気に関係なく“馬券で勝てる馬”を探求する姿勢は競馬ファンの強い信頼を得ている。