重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
昨年は343万馬券を演出!『荒れるハンデ重賞』で激走する穴馬の共通点
今週の
函館記念(G3、函館芝2000m)は、昨年の343万馬券決着を筆頭に10万馬券超えが当たり前となっている、年間でも屈指の波乱レースです。
20年 343万馬券
18年 57万馬券
17年 91万馬券
16年 23万馬券
15年 12万馬券
13年 10万馬券
12年 15万馬券
11年 40万馬券
今年は、フェブラリーS勝ち馬カフェファラオが主戦のルメール騎手とのコンビで参戦することが決まり、例年以上に注目を集めることになりそうです。
ただ、荒れるハンデ重賞らしく、1番人気は過去10年で【1.0.0.9】と大苦戦。58.5キロの斤量も楽ではなく、1番人気に支持されたら逆風と言わざるを得ません。
それでは具体的にどんな馬を狙うべきなのか。函館記念で穴をあけた多くの馬に『滞在競馬』と『洋芝での好走実績』がありました。
滞在競馬の一番のメリットは、輸送がないこと。函館競馬場の中にある厩舎で過ごしながら調教やレースを重ねるため、普段は輸送のストレスで力を発揮できない馬が激変する可能性があります。
また、「こっちの水が合う」なんてセリフも良く聞こえて来るように、滞在しながらグングンと調子を上げてくる馬もいます。
洋芝の特徴は、保水性が高く走るのにパワーが要ること。芝コースの100%が洋芝というのは、全10場の中でも函館と札幌だけです。おまけにどちらも小回りコースなのでポジション取りやコーナリングも相まって巧拙がハッキリと分かれます。
20年2着ドゥオーモ(13人気)
滞在競馬、洋芝勝利
19年2着マイネルファンロン(9人気)
滞在競馬、洋芝勝利
18年2着サクラアンプルール(7人気)
洋芝勝利
17年2着タマモベストプレイ(14人気)
洋芝勝利
17年3着ヤマカツライデン (7人気)
洋芝勝利
16年2着ケイティープライド(13人気)
滞在競馬、洋芝勝利
16年3着ツクバアズマオー (9人気)
滞在競馬、洋芝勝利
過去5年だけでも多くの穴馬が該当しています。2着だった19年と同じ巴賞からのローテーションに戻してきたマイネルファンロン、昨年は9着→2着と滞在効果のあったドゥオーモあたりが軽視されるのであれば、今年も穴馬候補となるでしょう。
このように、波乱が続く函館記念にも臨戦過程や馬の個性を把握することで攻略の糸口が見えてきます。人気馬不振の一戦だからこそ冷静に分析していく必要があります。
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