重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
3連勝中の●●だけ見ればいい!?
今週の
エルムステークス(G3)は、先週のクイーンSと同じく函館コース(ダ1700m)で行われます。
これにより『現在3連勝中のマリーンS組』からますます目が離せません。
マリーンS組は18年ハイランドピークが「2着→1着」、19年モズアトラクションが「2着→1着」、20年タイムフライヤーが「1着→1着」と、3年連続でエルムSを制しています。
ご存知の通り、この3年はいずれも「函館1700m→札幌1700m」という転戦によるものでしたが、今年に関しては「函館1700m→函館1700m」と全く同じコースを走ることができます。
札幌と函館、どちらもローカル小回りの右回り1700mという共通点があります。しかし、札幌が平坦コースなのに対して函館は以下の特徴があります。
①ゴール板から2コーナー半ばまで下り
②2コーナー半ばから4コーナー半ばまで上り
③4コーナー半ばから直線半ばまで下り
要は、コースのアップダウンが繰り返されるという特徴があります。ご存知でしたか?
マリーンS組には、本番と同舞台の前哨戦を経験できたこと、引き続き函館滞在で調整できるなど、様々なメリットがあります。
これに対して“広くて直線の長いコース”や“砂の深い地方競馬場”で好走してきた実績上位の別路線組がどこまで対応できるのか?という見方ができます。
また、今年のマリーンSは1番人気に支持されたタイムフライヤーが掛かってしまい、逃げ馬と共にハイペースを生み出して自滅するハードな展開でした。
これをほぼ真後ろの3番手で追走していたスワーヴアラミス(1着)、外から早めに動いてきたオメガレインボー(2着)は中身の濃い走りでした。3着ダンツキャッスルも大沼Sからの連続好走で安定した差し脚を見せています。
今年は別路線組に人気が集中するようだと、マリーンS組の馬券妙味が高まりそうです。
このように、エルムSには実績だけでは測れない好走馬の傾向が隠されています。レースを単体ではなく、一連の流れで捉えることが重要になってきます。
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