重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
長距離戦は○○を見るだけで好配当!?
菊花賞の金言
今週の
菊花賞(G1、阪神芝3000m)は1979年以来となる、阪神競馬場で行われます。
競馬場が異なることにも注意が必要ですが、それよりも大事なのは、
距離でしょう。
中央競馬で、3000mを超える平地競走は万葉S(OP)、ダイヤモンドS(G3)、阪神大賞典(G2)、天皇賞・春(G1)、菊花賞(G1)、ステイヤーズS(G2)など、年間でも7鞍しかありません。
そのため、レースで騎乗する
騎手も長距離戦を経験する機会が少なく、経験の差がハッキリと表れてきます。全馬が未知の距離に挑む菊花賞ならなおさら重要度は高まると言えるでしょう。
調教師や馬主もできることなら長距離戦の乗り方を熟知している騎手を確保したいと思うのは当然です。
3分を超えるレースでは、4つのポイントがあります。
①ポジション取り
②折り合い
③ペース判断
④仕掛けのタイミング
純粋なスピード勝負の短距離戦とは正反対で、馬の能力だけで勝ち切るのは至難の業です。
では、ここで3000m以上のレースで結果を残している騎手を見てみましょう(過去10年)。
岩田康 【7.4.2.23】複勝率36.1%
ルメール【6.1.4. 7】複勝率61.1%
武豊 【5.3.6.17】複勝率45.2%
福永 【4.6.2.18】複勝率40.0%
横山典 【4.1.2.16】複勝率30.4%
年の功と言わんばかりにベテラン騎手たちが上位を独占しています。やはり、他のレースで実績を残している騎手であれば長距離戦でも有力馬が回ってきます。そうすると理想的な循環が生まれるのですが、全ての騎手がそう上手くいくとは限りません。
今回、おそらく1番人気の
ステラヴェローチェに騎乗する吉田隼人騎手の長距離成績は【0.1.1.7】。
生涯成績で見ても未勝利です。
1番人気ゴールドアクターと挑んだ16年の天皇賞・春は最大のチャンスでしたが、外枠だったこともあって終始馬群の外を回り、4コーナーでは強気に先頭集団に並びかけるも、道中で外々を回らされたロスが響き12着に敗退しています。
当時の苦い経験を今回に生かすことができるのか注目です。
上記のトップ5位にいる騎手では、ルメール騎手が
オーソクレース、武豊騎手が
ディープモンスター、福永騎手が
ディヴァインラヴに騎乗。思い切った競馬ができる立場にいるベテランならではの不気味さがあります。
このように、年間で数鞍しかない長距離戦だからこそ注目しないといけない条件があります。馬の戦歴や調教時計なども大事ですが、
騎手の重要性も再確認してみてください。
PRG1的中の分かれ目はこれ!
皆さんは、SNSやWEBサイトを中心に情報収集をして予想していると思います。
ここで質問です。予想するときに出走させる側の思惑がどんなものか考えたことはありますか?
実は、これが的中の分かれ目になると言っても過言ではありません。そこで、元調教師が出走させる側の思惑を見抜いた馬券候補を教えます!
秋華賞は推奨馬が馬券内を独占!
- ソダシ
- サルファーコスモス
- アンドヴァラナウト(3着)
- アカイトリノムスメ(1着)
- ファインルージュ(2着)
馬連 2,250円・3連複 4,190円・3連単 26,410円の好配当決着です。
競馬ファンとは一線を画す視点から浮上する候補馬は?ぜひ、今週も予想に活かしてください!
菊花賞(G1)
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