重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
複勝率80%は必然!?このレースだけの馬券パターンがある
先週のアメリカJCC(G2)では、金言に当てはまるレビュー馬として取り上げた
キングオブコージが勝利しました。年明けから始めてこれで4戦続けて馬券になっています。今週も注目してみてください。
根岸Sの金言
関東の開催は2ヶ月続いた中山が終わり、東京が開幕します。フェブラリーSの前哨戦でもある
根岸S(G3、東京ダ1400m)は過去10年で万馬券決着が9回と波乱傾向が強い一戦です。
そんなレースでも、実は毎年のように馬券になっている激走パターンがあります。上がり3ハロンの上位成績です。
1位【5.2.2.2】勝率45.5%・複勝率81.8%
2位【3.1.3.3】勝率30.0%・複勝率70.0%
3位【2.1.1.6】勝率20.0%・複勝率40.0%
4以下【0.6.4.114】勝率0.0%・複勝率8.1%
とにかく上がり上位馬が馬券に絡んでいて、勝ち馬も全てここに含まれています。
この原因は、毎年の出走メンバーの個性によるものでしょう。
基本的なローテーションを考えると11月~12月の間に使われていることになりますが、この期間、オープンクラス以上は1200mが3鞍、1400mが2鞍、1600mが1鞍、1700mが1鞍、1800mが4鞍といった番組になっています。
そして、前週に1800mの東海Sが行われるため中距離タイプはそちらを選び、1200m~1400mを使っていた短距離タイプが根岸Sに多く集まってきます。
中央の短距離重賞は根岸S(1400m)、プロキオンS(1400m)、カペラS(1200m)の3鞍しかないことも相まって、余計に短距離色が濃くなる傾向にあります。
その結果、スピード自慢が速い流れを作り出すことで逃げ・先行馬が苦しくなり、直線勝負に賭けている追い込み馬に出番が回ってくるというわけです。
去年10番人気2着のワンダーリーデル(上がり1位)、一昨年9番人気3着のスマートアヴァロン(上がり1位)もこうした展開を味方につけた追い込み馬だったことから、人気を問わず注目した方が良さそうです。
このように、短距離馬が集まりやすい根岸Sには独特なレース傾向があります。各馬の成績を見比べる際は、着順よりもレースぶりに注目してみるのが良さそうです。明日は、金言に当てはまる馬のレビューを公開しますので、お楽しみに!
PR根岸S・シルクロードS
元調教師が教える馬券の急所!
ある視点を持つことで見える馬券候補
WEBサイトやSNSの情報にカンタンに飛びついてしまうのは愚の骨頂。
レースに出走させる側の視点こそ予想の本質です。
予想の本質を真芯に捉えた、元調教師が教える馬券候補を見てみよう!
■またまた馬券になった!
・AJCC
└キングオブコージ(3番人気1着)
└ボッケリーニ(4番人気3着)
・東海S
└スワーヴアラミス(7番人気1着)
└オーヴェルニュ(1番人気2着)
└ブルベアイリーデ(3番人気3着)
根岸S・シルクロードSは、これを見て的中をつかもう!
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