重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
ファン心理と逆の結果になるカラクリがある!
先週の中山記念は、金言で紹介した【想像以上に前が有利なレース】の通り、レビュー馬で取り上げたパンサラッサが逃げ切り勝ち。インパクトある勝ちっぷりでしたね。
先週の結果をもって、レビューで取り上げた馬は、1月・2月と2ヶ月連続で馬券内に好走となりました。ぜひ、今週もご注目ください。
弥生賞の金言
トライアル特有の展開を知ること
今週から3月競馬に突入。レース名を見ても春らしさが感じられますね。
弥生賞ディープインパクト記念(G2・中山芝2000m)は、3着以内に皐月賞の優先出走権が与えられる伝統のトライアルレースです。
このレースは、毎年のように出走頭数が集まらず10頭前後でのレースが大半です。
それに加えて、
・このコースで自分の競馬を試しておきたい
・とにかく3着までに入って権利だけは獲りたい
という騎手、厩舎陣営の心理が強く働くため、各馬が折り合い重視となってスローペースの展開になりがちです。
その結果、最終コーナーから最後の直線では瞬発力勝負になりやすく、2000m戦での経験がない馬でも十分に対応できてしまいます。
むしろ、スピード、瞬発力が求められる分、有利に働くことさえあるほどです。
2000m未経験馬でもこれだけ馬券になっています。
2021年 シュネルマイスター(2人気2着)
2019年 シュヴァルツリーゼ(6人気2着)
2017年 マイスタイル(8人気2着)
2017年 ダンビュライト(5人気3着)
2015年 タガノエスプレッソ(10人気3着)
さらに、ファンが思う「この距離で好走実績はあるのか」という
距離不安の要素も少なからず影響しているはずです。
未知の距離ということで軽視されれば人気もソコソコで留まるわけですから。
芝やダート、短距離や長距離といったコース形態によって傾向が変わるのと同様に、トライアルレースならではの傾向というものも確かにあります。
それを各馬の特徴に当てはめて考えてみるのも一種の攻略法と言えるのではないでしょうか。
明日は、金言に当てはまる馬のレビューを公開しますので、お楽しみに!
PR弥生賞
ファンでは不可能な馬券に繋がるある視点!
元調教師だから分かる馬券の急所を教えます
WEBサイトやSNSの情報にカンタンに飛びついてしまうのは愚の骨頂です。
なぜがと言うと、多くの情報は予想の本質を捉えていないからです。
重要なのは、
出走させる側の意図を、いかに馬券に反映できるかです。
的中を念頭に置くなら、これが馬券の急所になります。
先週の推奨馬結果はこの通り。
阪急杯
ダイアトニック(1人気1着)
トゥラヴェスーラ(9人気2着)
サンライズオネスト(6人気3着)
今週は、
弥生賞の馬券候補を教えます!
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