重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
好走するにはワケがある!ここで積極的に狙うべき2頭
先週の
フラワーカップは、金言通り4コーナーで前にいた馬同士の決着になりました。
レビューで取り上げたシンティレーションは、3コーナーで少し置かれてしまいましたが、序盤の位置取りが前目だった分、何とかリカバリーが利いて3着に届きましたね。
現在、レビューで取り上げている馬が、年始から12戦連続で馬券内に好走してくれています。高松宮記念でも、ぜひ、注目してください。
レビュー馬は、記事の後半で公開しています。
高松宮記念の金言
リピーターが多い理由を紐解けば…
今週の
高松宮記念(G1・中京芝1200m)から4週連続でG1レースが行われます。
それぞれ、レースの特性をしっかり把握して、攻略していきましょう。
国内の短距離G1は、春の高松宮記念と秋のスプリンターズステークスの2鞍しかありません。この時期は、海外にも適鞍がないため、短距離馬にとってはココが大目標のレースとなります。
ゆえに、既に対戦したことのある顔馴染みの組み合わせが多くなります。力関係が大きく変わることもありません。
そこで結果を残している実力馬は、リピーターとして好走する下地が整っているというわけです。
競馬関係者の中には「短距離を一度使うと、折り合いが利かなくなって距離を延ばせなくなる」という思考もあり、距離短縮に踏み切ることは、なかなか難しいです。
距離を短くすることは、最終手段に近いような考え方になります。そのため、短距離路線は特有のレース環境になりやすい傾向があります。
また、中京芝1200mというコースは、向正面で緩やかな上り坂、そこから直線まで下り坂、最後の直線には中山競馬場に次ぐ傾斜の急坂が待ち構えているため、ファンの方が思っている以上にハードな設定です。
そんな舞台で好走している実績は、ないがしろにできません。
過去10年のリピーター一覧
・セイウンコウセイ(1-1-0-0/2)
・ロードカナロア (1-0-1-0/2)
・レッツゴードンキ(0-2-0-0/2)
・サンカルロ (0-2-0-0/2)
・ハクサンムーン (0-1-1-0/2)
・ミッキーアイル (0-1-1-0/2)
ここまで来れば自ずと絞られますが、高松宮記念では、既に好走実績のある馬に分があります。
※ 3月25日(金)時点のレビューとなります。
1頭目 レシステンシア
昨年、初の1200m戦に挑戦した高松宮記念で2着に好走。秋にも同コースのセントウルステークスで勝利しているように、かなり適性の高い舞台です。
もともと、スピードが勝ったタイプで世代トップクラスの能力を見せていました。距離短縮が効いて、条件がよほど合っていたのか、その後はスプリンターズステークス2着、世界でもレベルが高いことで知られる香港スプリントでも2着と素質が開花しています。
久々のレースになりますが、間隔を空けた方がパフォーマンスが上がる個性だけにプラス材料。既に十分な適性を示している条件で好勝負が期待できます。さらなる飛躍の第一歩となるでしょう。
2頭目 ダイアトニック
2020年の高松宮記念で3着。これは、1位入線のクリノガウディーの降着に伴い4着から繰り上がったものですが、スムーズな競馬なら連対圏もあったほどの勢いでした。
不調や骨折による長期離脱などで、成績不振が続いていましたが、今年初戦の京都金杯でキッカケを掴むと、続く前走の阪急杯で久々の重賞勝ちを収めています。
20年と同じローテーション、理想的な流れで既に好結果を残しているレースに辿り着きました。同コースの重馬場も経験済みで、岩田康誠騎手の積極性ともマッチしそうです。
新興勢力に待ったをかける存在になるでしょう。
元調教師が教えるG1の馬券候補
PR提供シンクタンク
人気やオッズという数字に現れない
出走させる側の意図が的中に繋がる。
元調教師が持つファンと一線を画する知見が的中をグッと引き寄せます!
前哨戦もこの通り!
- シルクロードS
メイケイエール(2人気1着)
シャインガーネット(7人2着)
馬連なら4,190円
- 阪急杯
ダイアトニック(1人気1着)
トゥラヴェスーラ(9人2着)
馬連なら3,090円
- オーシャンS
ジャンダルム(2人気1着)
ナランフレグ(4人2着)
馬連なら2,600円
高松宮記念は、元調教師が教える馬券候補で好配当をつかもう。
高松宮記念の馬券候補を見る