重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
11/7 好メンバーが集結!エリザベス女王杯はこの2頭!!
先週のみやこS(G3)は、1人気インティ、2人気スマハマが揃って崩れる大波乱決着となった。外から勢い良く進出した馬同士の決着で、好位で運んでいた[データ注目馬]アナザートゥルースには苦しい展開になってしまった。
第44回 エリザベス女王杯(G1) 注目馬
データ
クロノジェネシス
過去10年で1~3番人気が【5.5.5.15】と上位人気馬が盤石という性質のレースではないが、そんな中でも秋華賞馬【1.1.1.2】という数字は信頼度の高いデータとなっている。
また、そこで上がり3F“メンバー2位”の末脚を使っていた馬が【0.1.3.2】と勝ち切れないながらも高確率で馬券になっている。ハイペースの先行ポジションから、最後までしっかりと伸びて2着に2馬身差の走りなら、ここでも崩れるシーンは考えづらい。
乗り替わり【3.3.1.71】、継続騎乗【7.7.9.72】という成績を見ても、デビューから騎乗し続けている北村友騎手とのコンビで挑めるのも心強い。
気配
ラヴズオンリーユー
本来ならば秋初戦は秋華賞だったが、放牧先で爪の不安が生じて回避することになり、ココへ直行することになった。1週前にはデムーロ騎手が一杯に追い切り、直前は坂井瑠騎手騎乗でサッと流して態勢は整った。
帰厩後は春よりも調教量を増やせていることから不安は感じさせず、大事を取ったことがプラスに働いている。
今の競馬界は、負ければ即クビとなっても驚けない状況。ここまで2戦2勝と結果を残しているデムーロ騎手は、オークス以降に重賞を勝てていないように、この先も絶対に手放せない1頭。2勝3着2回の得意レースで好パフォーマンスを見せたいところだ。
※11/7時点での注目馬となりますので、ご了承ください。
アーモンドアイ、リスグラシュー、ディアドラなど、国内外問わずに牡馬相手のGⅠで活躍する牝馬が増えてきたため“牝馬No.1決定戦”という立ち位置ではないが、牝馬にとっては秋の大目標となる一戦。
過去10年を紐解くと、1番人気馬が勝利したのは2011年のスノーフェアリーのみで、日本馬の勝利はない。ブエナビスタやアパパネといった名牝ですら勝てなかったレースで、伏兵の台頭が何頭も起こっている。
今年も古馬と3歳馬の世代間の能力比較、各馬の直前の状態、馬場状態、枠順、各陣営の気配など、きっちりと分析すべきポイントはまだまだ多い。それらを踏まえて導き出される[本命馬]や[穴馬]も馬券検討の参考にしてもらいたい。
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最終結論 はこれだ!
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