重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

提供:シンクタンク

重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

冬場のG3戦でも仕上げに不安なし!?迷わず信頼したい2頭!

元調教師の平井雄二です。今週もよろしくお願いします。

現在は、長年競走馬を間近で育ててきた経験を活かして、重賞戦略アドバイザーとして予想家やファンの方とは違った視点で皆さんの馬券に貢献できるよう活動しています。

かなり昔の話ですが、サクラスターオーという管理馬で皐月賞と菊花賞を勝たせてもらいました。今は皆さんと同じように馬券になる馬を探る日々です。

後半では東京新聞杯(G3)の金言に合う馬をレビューしているので是非参考にしてください。

東京新聞杯の金言
G1でなくても目一杯に仕上げられる

今週は東京新聞杯(G3、東京芝1600m)が行われます。このコースは春のG1、ヴィクトリアマイルと安田記念の舞台でもあります。

このレースで注目すべきは、近年は牝馬の活躍が増えてきていることでしょう。過去20年の前半と後半で牝馬成績を見比べてみます

牝馬成績の比較
2013~2022【4-3-1-12】
勝率20.0%・複勝率40.0%

2003~2012【0-0-0-11】
勝率0.0%・複勝率0.0%

牝馬成績の比較
22年2着ファインルージュ (1人気)
21年3着シャドウディーヴァ(3人気)
20年1着プリモシーン   (4人気)
20年2着シャドウディーヴァ(6人気)
19年2着レッドオルガ   (6人気)
18年1着リスグラシュー  (3人気)
16年1着スマートレイアー (5人気)
14年1着ホエールキャプチャ(8人気)

この違いは一目瞭然ですね。ヴィクトリアマイルの創設が2006年なので、年を見る限りその影響とは考えにくい。

そうなるとやはり、春の古馬牝馬路線の改変でしょう。

■2015年以前
1月:京都牝馬S(G3)・芝1600m
4月:阪神牝馬S(G2)・芝1400m
5月:ヴィクトリアM(G1)・芝1600m

■2016年以降
2月:京都牝馬S(G3)・芝1400m
4月:阪神牝馬S(G2)・芝1600m
5月:ヴィクトリアM(G1)・芝1600m

こうなると、マイラーにとっては阪神牝馬Sが候補になりますが、それだと本番まで中4週となります。

近年は、ノーザンファームを筆頭に、レース間隔を空けながら外厩調整で臨むパターンが増えています。そこで適鞍となるのが東京新聞杯というわけです。

阪神牝馬Sまで中8週、ヴィクトリアマイルまで中13週という間隔ならば、ココで目一杯に仕上げても問題ありません。

連対すれば収得賞金を加算でき、おまけに東京芝1600mを経験できるのだから「一石二鳥」とも言えます。牡馬相手でもやれるという陣営の自信も伝わってきます。

調教師やオーナーは常に最善のレース選択を考えていますから、このような傾向の変化は興味深いですね。

注目馬は牝馬と明らかですが、近年のトレンドを踏まえてレビューしてみます。

2月3日(金)時点のレビューとなります。

1頭目 ナミュール
昨年の牝馬3冠路線を盛り上げた1頭。オークス3着、秋華賞2着と能力の高さを見せました。

思うように馬体重が増えず、陣営の気苦労が伝わってきましたが、秋華賞では+20キロ、続くエリザベス女王杯も+2キロとだいぶしっかりしてきました。調教で加減せずに済むのは大きいです。

桜花賞は内と前が有利な馬場で大外枠、前走は道中でゴチャつき、重馬場にも苦しんだように度外視できます。

マイル戦、直線の長い東京コースは合っているので再スタートとしては最適なレースでしょう。

2頭目 プレサージュリフト
こちらは牝馬3冠路線で苦戦しましたが、年明けの京都金杯(G3)で一変。

東京マイル戦で2勝を挙げていることから、左回り・長い直線・マイル戦にこだわっていることが伝わってきます。

レースではスタートがひと息も、イーガン騎手が押して行って先行ポジションで流れに乗り、直線では一旦は先頭に抜け出す見せ場を作って3着。馬体重も増えていましたし、いろいろと成長を感じさせる一戦でした。

木村厩舎といえば22年にファインルージュで2着、20年にプリモシーンで1着と好勝負できる馬の個性や調整法を熟知しています。間隔を詰めて使えるということは具合がいい証明で、なんとか収得賞金を加算(重賞は2着以内)しておきたいでしょう。

今週買うべき5頭はこれ!
PRシンクタンク
2023年の重賞レースも注目です!

・昨年の馬券候補5頭の実績
対象重賞レース数:129レース
推奨馬の馬連決着:60レース
回収率:102.3%

馬連での決着率はなんと約50%。収支もプラスとなれば、今年も目が離せません。

重賞は出走させる側の視点が的中を大きく左右する決定打です

東京新聞杯・きさらぎ賞で本当に買うべき馬はこれです。

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Be The Winner とは?

GIを2勝した元調教師・平井雄二が重賞戦略アドバイザーとして監修。調教師時代に培った相馬眼を武器に、馬券の勝ち組を目指す競馬ファンの皆様に馬券で勝てる馬を教えます!毎週木曜に公開いたします。
平井 雄二

元調教師・生涯成績255勝

主な管理馬
・サクラスターオー(皐月賞・菊花賞・弥生賞)
・サチノスイーティー(アイビスサマーダッシュ)

1969年 騎手免許取得
1985年 騎手を引退
1985年 調教師免許取得
1987年 サクラスターオーで2冠達成
    重賞獲得調教師賞を受賞
2006年 サチノスイーティーでアイビスサマーダッシュを制覇
2011年 調教師を勇退

調教師時代に培った確かな“眼”を武器に馬券になる馬を見抜く“技”は圧巻の一言。

人気に関係なく“馬券で勝てる馬”を探求する姿勢は競馬ファンの強い信頼を得ている。

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