重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

提供:シンクタンク

重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

複勝率80%超えは当然の結果!?期待が膨らむ激走候補2頭!

元調教師の平井雄二です。今週もよろしくお願いします。

現在は、長年競走馬を間近で育ててきた経験を活かし、重賞戦略アドバイザーとして予想家やファンの方とは違った視点で皆さんの馬券に貢献できるよう活動しています。

かなり昔の話ですが、サクラスターオーという管理馬で皐月賞と菊花賞を勝たせてもらいました。今は皆さんと同じように馬券になる馬を探す日々です。

後半ではフィリーズR(G2)の金言に合う馬をレビューしているので是非参考にしてください。

先週の弥生賞(G2)では、レビューしたトップナイフが連対を確保してくれました。

フィリーズレビューの金言
特殊なメンバー構成が作り出す流れ

3月に入り、春のG1に向けてのトライアルや前哨戦が活発な時期になってきました。今週のフィリーズR(G2、阪神芝1400m)は、3着までに桜花賞の優先出走権が与えられます。

昨年は2→1→4番人気の組み合わせでも万馬券決着、その前は3年連続で10万馬券超と波乱傾向ですから、頭を悩ますファンの方が多そうです。

そんな波乱の要因として考えられるのは1400mの距離でしょう。

世代のトップクラスは、本番と同コースのチューリップ賞(G2)や同距離で東京を経験できるクイーンC(G3)を使ったり、近年は阪神JF(G1)から直行したりするため、どうしてもココが手薄になりがちです。

更に、桜花賞より200m短いことで「この距離ならチャンスがありそう」と目論むスプリンターの参戦が毎年見られます。

次週のファルコンS(G3)は牡馬相手ですし、5月末の葵S(G3)だと先過ぎますからね。

そのため、前掛かりの展開、緩みのないペースが自然と生まれるわけです。

まだレース経験が浅いですから、1200m~1400m辺りでスピードで押して行く競馬をしてきたスプリンターにいきなり控える競馬をさせてもガツンと引っ掛かるのは目に見えています。そうなるくらいなら思い切って行かせた方がすんなり折り合えるものです。

このレースの上がり最速馬は過去10年で【6-2-1-2】複勝率81.8%。

前が速い展開になることで、溜めが利いて末脚を伸ばせるタイプの馬に出番が回ってくるというカラクリです。

上がり最速の好走馬一覧
22年1着サブライムアンセム(2人気)
20年1着エーポス     (5人気)
19年1着ノーワン     (12人気)
18年2着アンコールプリュ (2人気)
17年1着カラクレナイ   (2人気)
17年3着ゴールドケープ  (6人気)
16年2着アットザシーサイド(1人気)
15年1着クイーンズリング (1人気)
13年1着メイショウマンボ (3人気)

混戦メンバーらしく人気を集めていなくても一発のチャンスがあるレースです。予想する時間の多くを直線勝負に強そうな馬を探すことに割いてもいいかもしれません。

補足として、上がり最速馬の前走距離別成績を確認しておきましょう。

上がり最速馬・前走距離別成績
1200m【0-0-0-0】複勝率---%
1400m【1-1-0-1】複勝率66.7%
1600m【5-1-1-1】複勝率87.5%

最低でも同距離組、理想は1600mからの短縮組ということが分かります。序盤にゆったり運ぶレースを経験していることが生きてきますからね。

今回は直線勝負で面白そうな馬をレビューしてみます。

3月10日(金)時点のレビューとなります。

1頭目 シングザットソング
デビューから3戦連続で上がり最速と見栄えはいいですが、レースぶりはかなり粗削り。ゲートを出てから他馬を気にして逃避するような動きを見せるため後手に回ってしまいます。

直線で見せる末脚は相当な能力を感じさせるものだけに、何とももったいない印象です。

吉田隼騎手も素質の高さを認めており、この中間も実戦を想定したゲート練習に乗って改善に取り組んでいますし、馬具を替えて少しでも馬のストレスを減らそうという陣営の努力が見られます。

ゲートを出てみないと…というタイプではありますが、流れが向きやすいレースであることも確かですので注目してみます。

2頭目 サラサハウプリティ
デビューから2戦は小回りのコース形態もあって先行していましたが、3戦目のファンタジーSで控える競馬にシフトしてきました。

直線に向いてから進路を探すために追えていない時間帯があったり、外に持ち出してからは他馬と接触しながら強引に抜け出したりと、決してスムーズとは言えない内容でも上がり2位の5着と健闘しました。

前走つわぶき賞は、上位馬が重賞、リステッドで好走している強力メンバーながら勝ち馬と0秒3差と差のない走り。内を通っていた馬同士の決着だったので、枠なりに終始外目を走っていたのが勿体なかったですが、それも強調材料と捉えられます。

今回は余計に包まれる心配がなさそうな枠。速い流れで前が苦しくなったところを強襲することができるか注目です。

今週買うべき5頭はこれ!
PRシンクタンク
2023年の重賞レースも注目です!

・昨年の馬券候補5頭の実績
対象重賞レース数:129レース
推奨馬の馬連決着:60レース
回収率:102.3%

馬連での決着率はなんと約50%。収支もプラスとなれば、今年も目が離せません。

重賞は出走させる側の視点が的中を大きく左右する決定打です

フィリーズレビュー・金鯱賞で本当に買うべき馬はこれです。

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Be The Winner とは?

GIを2勝した元調教師・平井雄二が重賞戦略アドバイザーとして監修。調教師時代に培った相馬眼を武器に、馬券の勝ち組を目指す競馬ファンの皆様に馬券で勝てる馬を教えます!毎週木曜に公開いたします。
平井 雄二

元調教師・生涯成績255勝

主な管理馬
・サクラスターオー(皐月賞・菊花賞・弥生賞)
・サチノスイーティー(アイビスサマーダッシュ)

1969年 騎手免許取得
1985年 騎手を引退
1985年 調教師免許取得
1987年 サクラスターオーで2冠達成
    重賞獲得調教師賞を受賞
2006年 サチノスイーティーでアイビスサマーダッシュを制覇
2011年 調教師を勇退

調教師時代に培った確かな“眼”を武器に馬券になる馬を見抜く“技”は圧巻の一言。

人気に関係なく“馬券で勝てる馬”を探求する姿勢は競馬ファンの強い信頼を得ている。

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