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重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

【阪急杯】求められる適性は正反対！成績に隠された罠とは

阪急杯(G3)は、昨年が20万馬券、17年には248万馬券が出ている波乱傾向の一戦です。

波乱が起きている要因は、阪神競馬場における《開幕週の馬場》です。

近年、人気を裏切った馬の顔ぶれを見ると、気付くことがあると思います。

19年ミスターメロディ(1人気7着)
阪神C2着

17年シュウジ(1人気8着)
阪神C1着、キーンランドC2着

17年ロサギガンティア(2人気9着)
阪神C1着

開催後半の阪神Cで好走しているような“馬力タイプ”がことごとく沈んでいます。

舞台は同じ阪神1400mで同じとはいえ、開幕週と開催後半では求められる性質が正反対。成績だけを見て安易に飛び付くと痛い目にあうわけです。

対照的に、好結果を残しているのは開幕週の馬場で持ち味を発揮する“スピードや瞬発力に優れたタイプ”です。

19年スマートオーディン(11人気1着)
東スポ杯、毎日杯、京都新聞杯で1着

19年レッツゴードンキ(4人気2着)
桜花賞1着、高松宮記念2着

16年ミッキーアイル(1人気1着)
NHKマイルC、スワンSなど1着

スピードが求められる舞台で結果を残してきた馬が人気を問わず好走しています。

こういうタイプを狙うことが阪急杯の馬券攻略ポイントです。

今年のメンバーの中ではアンヴァルやダイアトニック、昨年も好走のスマートオーディンが面白そうですよ。

超久々のステルヴィオや阪神Cで2着のフィアーノロマーノらの扱いも含めて、本当に買うべき5頭の馬券候補も参考にしてもらいたいですね。