うまスクエア

重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

【エルムS】JRA唯一の舞台で輝く！穴馬を狙う激走ポイント

今週のエルムS(G3)は、なんと1番人気が7連敗中という波乱傾向の一戦です。

夏場でトップクラスの実力馬が参戦してくることは少ないので、人気でもアテにしづらいところがあるのでしょう。

ただ、このレースには人気順を気にすること以上に大事なポイントがあります。

それは、屈指の《リピーターレース》であること。

以下は、過去10年のエルムSで複数回馬券に絡んだ馬の一覧です。

■2勝
ローマンレジェンド（12年,14年）

■1勝・2着1回
ハイランドピーク（18年,19年）

■2着・2回
クリノスターオー（14年,16年）
オーロマイスター（10年,11年）

■2着1回・3着3回
エーシンモアオバー（10年,11年,13年,15年）

■2着1回・3着1回
ドリームキラリ（17年,18年）

※2013年は函館ダ1700mで施行

JRAで“唯一”ダート1700ｍで行われる重賞ですから、距離適性、小回りコース適性の有無がハッキリと出るのでしょう。

好走した馬にとっては、翌年以降のレース選択でも重要視されるため、得意舞台に何度も参戦してくるというわけです。

18年に2番人気1着→19年に10番人気2着のハイランドピーク、10年に4番人気2着→11年に8番人気2着のオーロマイスターなど、1年の間に目立った結果が出ていなくても“ココだけ激走する”というパターンは、これまで何度もありました。

2年連続好走のハイランドピーク、昨年3着のサトノティターンはもちろん、北海道シリーズが得意なリアンヴェリテも穴で面白そうです。

このように、1番人気がアテにしづらいエルムS(G3)には、舞台設定を把握する必要もあるんです。本当に買うべき5頭も参考にしてみてください。

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