重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
今年も波乱濃厚!?強気に狙える伝統の激走パターン
今週は、来春のクラシック戦線を占う注目の一戦、
阪神ジュベナイルフィリーズ(G1、阪神芝1600m)が行われます。
昨年、圧巻の2連勝で臨んだ単勝1.8倍のリアアメリアが6着に敗れて8万6720円の波乱決着になったように、まだキャリアが浅く、短期間で急成長することもある若駒を見極めることは、一般の競馬ファンにとっては楽ではありません。
ただ、そんな中でも、阪神ジュベナイルフィリーズにはメンバーレベルに左右されない
《確固たるレース傾向》が秘められています。
まずは、阪神芝1600mで行われた2歳戦の脚質別成績をご覧ください(過去3年)。
逃げ【11.12.4.28】 複勝率49.1%
先行【28.22.18.132】複勝率34.0%
差し【10.15.25.195】複勝率20.4%
追込【6.6.8.168】 複勝率10.6%
基本的には、逃げ馬が2頭に1頭は馬券に絡むほど先行有利。すんなりと前に取り付けるスピードがないと苦戦します。
では次に、阪神ジュベナイルフィリーズに限定した過去10年の脚質別成績です。
逃げ【1.0.0.9】複勝率10.0%
先行【2.3.2.31】複勝率18.4%
差し【6.4.7.60】複勝率22.1%
追込【1.3.1.48】複勝率9.4%
興味深いことに、馬券に絡んだ30頭中22頭が差し・追い込み馬という結果になっており、
2歳戦全体とは真逆の傾向となっています。
昨年はレシステンシアが逃げ切り勝ちを収めましたが、その前は1999年ヤマカツスズランまで遡るほど珍しいケースでした。
毎年、出走馬の中には1200~1400mを先行して好走しているタイプの馬が多く、自然とペースが速くなり、後方待機組にチャンスが回ってくるわけです。
過去に高配当馬券の立役者となった穴馬も、ほぼ例外なく差し・追い込みタイプでした。
15年2着ウインファビラス(10人気)
14年1着ショウナンアデラ(5人気)
13年1着レッドリヴェール(5人気)
13年3着フォーエバーモア(8人気)
12年3着レッドセシリア(10人気)
今年も
エイシンヒテン、
ポールネイロン、
メイケイエールといったスピード自慢の快速馬が目立ち、この傾向に沿った展開が期待できます。
そうなると、
オパールムーン、
ユーバーレーベン、
フラリオナといった前走で末脚不発に終わった馬を狙う必要があります。
このように、同じ2歳戦でもクラスによっては好走馬の傾向が大きく異なることもあります。阪神ジュベナイルフィリーズで本当に買うべき5頭も参考にしてみてください。
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[記事提供:シンクタンク]