重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
関係者の誰もが熱望する●●こそが馬券攻略のポイント!
今週は、2020年の総決算、
有馬記念(G1、中山芝2500m)が行われます。
「馬券で勝って1年を締めくくりたい!」と燃えている方は、この馬券攻略のポイントをしっかりと把握して、ライバル達に大きく差をつけましょう!
最も注目すべきは、ズバリ
《枠順》です。過去10年の成績をご覧ください。
1枠【2.1.1.15】
勝率10.5%・複勝率21.1%
2枠【1.2.0.16】
勝率5.3%・複勝率15.8%
3枠【2.2.0.14】
勝率11.1%・複勝率22.2%
4枠【2.2.1.15】
勝率10.0%・複勝率25.0%
5枠【0.2.3.15】
勝率0.0%・複勝率25.0%
6枠【2.1.2.15】
勝率10.0%・複勝率25.0%
7枠【1.0.2.17】
勝率5.0%・複勝率15.0%
8枠【0.0.1.19】
勝率0.0%・複勝率5.0%
大外の8枠は、たった1頭しか馬券になっていないように明らかな外枠不利。15年ゴールドシップ(1人気)や14年ジャスタウェイ(3人気)など、実力馬が苦しめられてきました。
今ではお馴染みとなったレース当週の【公開枠順抽選会】ですが、最初に行われた2014年は『抽選方式』だったのをご存知でしょうか?
具体的には
①枠順を選択する馬を抽選で選出する
②選ばれた馬の関係者が希望の枠順を自由に選択する
という流れでした。一部では「枠順ドラフト」とも呼ばれていましたね。
当時は、1巡目のジェンティルドンナ(石坂調教師)が2枠4番を選択、2巡目のトゥザワールド(池江調教師)が3枠6番。3巡目のヴィルシーナ(内田博騎手)が1枠2番を選び、4巡目のトーセンラー(武豊騎手)が1枠1番を指名しました。
見事にゲート後入れになる内の偶数番号、次いで内の奇数番号から次々と埋まっていきます。
そして、結果は1着ジェンティルドンナ(4人気)、2着トゥザワールド(9人気)の2頭で決まり馬連1万2350円の大波乱。7枠ゴールドシップ(13巡目)が3着、7枠エピファネイア(14巡目)が5着、8枠ジャスタウェイ(15巡目)が4着と上位人気3頭が苦戦しました。
コーナーが6つある小回りの中山芝2500mでは、関係者の誰もが“距離ロスの少ない内”を通りたいと思うもの。出走馬の実力が拮抗していれば、なおさらです。
余談として枠順ドラフトが行われたのは2014年の1度のみ。現在は完全に運次第です。毎年同じように有利な枠番から埋まっていくことになりますし、公開抽選会の模様をテレビで生中継される興行的な意味を考えても、色々と問題だったのではないでしょうか。
このように、有馬記念は競馬関係者の誰もが望む有利な内枠を引き当てた馬にとって、これ以上ない大チャンスと言えるでしょう。
競馬はコース毎に関係者の本当の思惑を知っておくことは、馬券攻略に欠かせません。有馬記念で本当に買うべき5頭も参考にしてみてください。
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[記事提供:シンクタンク]