重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

提供:シンクタンク

重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

波乱続出のハンデ重賞で毎年穴馬が激走している攻略ポイント!

2021年も皆さんの馬券に役立つ攻略ポイントをたくさんお伝えしていきますので、よろしくお願いいたします。 新年一発目は中山金杯(G3、中山芝2000m)です。もともと波乱決着の多いレースですが、2019年が21万馬券、2020年が10万馬券とその傾向がますます強まっています。

こうなる原因は、一般ファンの盲点になっている《前走着順》が関係しています。過去5年の前走成績をご覧ください。

前走1着【2.1.3.8】複勝率42.9%
前走2着【1.1.0.4】複勝率33.3%
前走3着【1.1.1.4】複勝率42.9%
1~3着【4.3.4.16】複勝率40.7%

興味深いことに、前走で馬券になった馬が馬券圏内15頭中11頭を占めています。

毎年2頭以上、2018年には上位独占、しかも…

20年2着ウインイクシード(6人気)
19年2着ステイフーリッシュ(7人気)
19年3着タニノフランケル(9人気)
18年3着ストレンジクォーク(10人気)
17年3着シャイニープリンス(4人気)
16年1着ヤマカツエース(3人気)

毎年、人気以上の活躍を見せており、タニノフランケルとストレンジクォークは3勝クラスを勝ち上がってきての激走でした。

厳寒期の冬場は寒さが厳しいと馬も汗をかきづらく、筋肉や内臓面といった馬体の調整が難しくなります。特に年末年始の変則日程では調整が難しく、「前走で好走している=調子の良さ」というのは実績を問わず重要になってきます。

今年は前走で3勝クラスを勝って勢いがあるココロノトウダイ、シークレットラン、ロザムール。福島記念で重賞初勝利を決めたバイオスパークなどは、他の実績馬に押されて人気を落とすようなら妙味がありそうです。

このように、波乱が続くハンデ重賞には、大半のファンが気づかない攻略ポイントが潜んでいます。中山金杯で本当に買うべき5頭も参考にしてみてください。
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[記事提供:シンクタンク]

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Be The Winner とは?

GIを2勝した元調教師・平井雄二が重賞戦略アドバイザーとして監修。調教師時代に培った相馬眼を武器に、馬券の勝ち組を目指す競馬ファンの皆様に馬券で勝てる馬を教えます!毎週木曜に公開いたします。
平井 雄二

元調教師・生涯成績255勝

主な管理馬
・サクラスターオー(皐月賞・菊花賞・弥生賞)
・サチノスイーティー(アイビスサマーダッシュ)

1969年 騎手免許取得
1985年 騎手を引退
1985年 調教師免許取得
1987年 サクラスターオーで2冠達成
    重賞獲得調教師賞を受賞
2006年 サチノスイーティーでアイビスサマーダッシュを制覇
2011年 調教師を勇退

調教師時代に培った確かな“眼”を武器に馬券になる馬を見抜く“技”は圧巻の一言。

人気に関係なく“馬券で勝てる馬”を探求する姿勢は競馬ファンの強い信頼を得ている。

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