重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

提供:シンクタンク

重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

昨年はコレでワンツー!穴馬を狙い撃てる激走パターン

先週の日経新春杯では、穴馬が続出する激走パターンとしてお伝えした『格上挑戦』に唯一当てはまったショウリュウイクゾ(7人気)が見事に勝利しました。

今週のアメリカジョッキークラブカップ(G2、中山芝2200m)にも、昨年該当馬2頭がワンツー決着を演出した激走パターンがあります。

それはズバリ、《4コーナーでのポジション取り》です。以下の成績をご覧ください(過去5年)。

4角3番手以内【4.3.2.9】複勝率50.0%
4角4番手以下【1.2.3.42】複勝率12.5%

興味深いことに4角3番手以内という前々のポジションにいた馬が高確率で馬券に絡んでいます。

20年1着ブラストワンピース(1人気)
20年2着ステイフーリッシュ(5人気)
19年1着シャケトラ(7人気)
18年1着ダンビュライト(2人気)
18年2着ミッキースワロー(1人気)
18年3着マイネルミラノ(8人気)
17年1着タンタアレグリア(7人気)
17年2着ゼーヴィント(1人気)
17年3着ミライヘノツバサ(3人気)

2020年のほかにも17、18年は馬券圏内を独占。しかもコンスタントに穴馬が激走しているのだから、軽視するわけにはいかないでしょう。

このような『先行有利』の決着が続いている要因は、中山芝2200mの特殊なコース形態にあります。

“おむすび型”とも言われる中山競馬場の外回りコースでは、3、4コーナーが緩やかで長く続き、直線距離は中央4場では最短の310mとなっているため、直線一気の差し切りは至難の業。前々で競馬できるか、小回り適性がある馬に有利な舞台です。

今年は、積極策でG1好走実績のあるウインマリリン、先行力が持ち味の中山巧者ジェネラーレウーノ、しぶとい競馬で昨年2着に粘り込んだステイフーリッシュが面白そうです。

このように、コース別の特性を知っているかどうかは馬券攻略においてとても重要です。アメリカJCCで本当に買うべき5頭も参考にしてみてください。
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やっぱり、先週の重賞でも馬券になった!
  • 日経新春杯(G2)
    ショウリュウイクゾ(7人1着 19.6倍)
  • 京成杯(G3)
    テンバガー(6人3着 12.6倍)
  • 愛知杯(G3)
    ランブリングアレー(6人2着 10.1倍)
今週、教える馬券候補5頭は…
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[記事提供:シンクタンク]

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Be The Winner とは?

GIを2勝した元調教師・平井雄二が重賞戦略アドバイザーとして監修。調教師時代に培った相馬眼を武器に、馬券の勝ち組を目指す競馬ファンの皆様に馬券で勝てる馬を教えます!毎週木曜に公開いたします。
平井 雄二

元調教師・生涯成績255勝

主な管理馬
・サクラスターオー(皐月賞・菊花賞・弥生賞)
・サチノスイーティー(アイビスサマーダッシュ)

1969年 騎手免許取得
1985年 騎手を引退
1985年 調教師免許取得
1987年 サクラスターオーで2冠達成
    重賞獲得調教師賞を受賞
2006年 サチノスイーティーでアイビスサマーダッシュを制覇
2011年 調教師を勇退

調教師時代に培った確かな“眼”を武器に馬券になる馬を見抜く“技”は圧巻の一言。

人気に関係なく“馬券で勝てる馬”を探求する姿勢は競馬ファンの強い信頼を得ている。

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