重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
「ダート戦=逃げ・先行有利」は間違い!? 固定観念の真逆を突いて穴狙い!
関東は連続開催の中山が終わり、今週から東京がスタート。開幕週に行われる
根岸ステークス(G3、東京ダ1400m)は、来月のフェブラリーS(G1)に向けて重要な一戦となります。
過去10年で1番人気が3勝、昨年は9番人気スマートアヴァロンの激走もあって6万9270円の好配当決着と、ひと筋縄では行かない結果が続いているので、是非激走ポイントを覚えておきましょう。
それはズバリ《脚質》です。
まずは、1勝クラスからオープン特別までに限定した、東京ダ1400mの脚質別成績をご覧ください(過去2年)。
逃げ【19.11.7.67】複勝率35.6%
先行【36.44.38.267】複勝率30.6%
差し【35.32.42.498】複勝率18.0%
追込【14.17.17.474】複勝率9.2%
ご覧のとおり、
『逃げ・先行馬が有利』なのは一目瞭然。ダート戦において前に行く馬が強いのは、競馬ファンの皆さんもよくご存知でしょう。
しかし、続いて根岸Sの脚質別成績をご覧ください(過去10年)。
逃げ【0.0.0.10】複勝率0.0%
先行【1.4.2.32】複勝率17.9%
差し【4.5.4.47】複勝率21.7%
追込【5.1.4.37】複勝率21.3%
興味深いことに逃げ馬は全滅。対照的に差し・追い込み馬が9勝、馬券圏内に入った全30頭中23頭を占めるという、
正反対の傾向が出ています。
クラスによって傾向が変わる要因として考えられるのは
・中央競馬において年間で僅か3鞍しかないダート短距離重賞でスピード自慢が揃う
・先行争いやポジション取りが激しく前掛かりの展開になる
ということが挙げられます。差し・追い込み馬に有利な展開になるのは、ある意味では必然と言えるでしょう。
また根岸Sで激走した差し・追い込み馬には
20年3着 スマートアヴァロン(9人気)
18年1着 ノンコノユメ(6人気)
16年2着 タールタン(5人気)
15年3着 アドマイヤロイヤル(15人気)
14年2着 ノーザンリバー(8人気)
11年3着 ダイショウジェット(10人気)
などの穴馬が好配当決着を演出してきました。
今年も直線勝負に賭ける
スマートダンディー、デザートストーム、ワンダーリーデルといった伏兵馬が激走するシーンも十分に考えられます。
このように、同じコースでもクラスによってレース傾向が全く異なるパターンも存在します。根岸Sで本当に買うべき5頭も参考にしてみてください。
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先週も人気薄がバッチリ馬券に!
- 東海ステークス(G2)
アナザートゥルース(7人2着 15.0倍)
メモリーコウ(12人3着 80.0倍)
- AJCC(G2)
ラストドラフト(6人3着 14.7倍)
今週、教える馬券候補5頭は…
根岸S(G3)・シルクロードS(G3)です。
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[記事提供:シンクタンク]