重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
開催時期で有利不利が明確に!? 大多数のファンが気づいていない激走ポイント
今週の
東京新聞杯(G3、東京芝1600m)は、19年1着インディチャンプが春秋マイル王、18年1着リスグラシューが翌年の年度代表馬になるなど、近年は素質馬が多く参戦しています。
それだけに順当決着が多いかと思いきや、1番人気は過去10年で【1.0.2.7】と大不振。昨年も単勝2.9倍レッドヴェイロンが9着に敗れて3連単は12万馬券の大波乱となったように、ひと筋縄ではいきません。
ただ、東京新聞杯には、2月の東京開催ならではの傾向が潜んでいます。
それは
《枠順》です。過去5年の枠順成績をご覧ください。
1枠【1.0.1.5】複勝率28.6%
2枠【2.1.0.5】複勝率37.5%
3枠【0.1.0.8】複勝率11.1%
4枠【2.1.0.6】複勝率33.3%
5枠【0.1.0.8】複勝率11.1%
6枠【0.1.1.7】複勝率22.2%
7枠【0.0.2.8】複勝率20.0%
8枠【0.0.1.9】複勝率10.0%
勝ち馬は全て1~4枠に集中。複勝率で見ても高い数字を残しているように、
東京新聞杯は“内枠天国”と言えるレースなんです。もちろん、その中には毎年のように穴馬が激走しています。
20年1着プリモシーン(4人気)
19年2着レッドオルガ(6人気)
18年2着サトノアレス(5人気)
16年1着スマートレイアー(5人気)
16年2着エキストラエンド(6人気)
極端な内枠有利の要因となっているのは、毎年2月の東京開催で使用する《Dコース》です。
過去3年の東京芝1600m、14頭立て以上のA、Dコースを比較してみましょう。
Aの1~4枠【16.14.13.245】複勝率14.9%
Dの1~4枠【20.18.18.233】複勝率19.4%
Dコースは、内ラチの9メートル外側に仮柵を設置しているため、スタート地点やコーナーの長さも変わってきます。同じ東京芝1600mでもコース幅がAコースより狭くなるため、距離ロスを抑えられる内枠が有利になるカラクリです。
このように、開催時期にともなう仮柵の有無によって、好走馬の傾向が違ってくることがあります。東京新聞杯で本当に買うべき5頭も参考にしてみてください。
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[記事提供:シンクタンク]