重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
今年は波乱度アップ!? 248万馬券の立役者も該当した爆穴候補!
今週は高松宮記念(G1、中京芝1200m)に向けた注目ステップレースの1つ、
阪急杯(G3、阪神芝1400m)が行われます。
2017年の248万馬券など、高配当決着が当たり前。毎年恒例とも言える激走ポイントが潜んでおり、荒れる要素には
《脚質》が大きく関係しています。
まずは、阪神芝1400mの新馬戦からオープン特別に絞った脚質別成績をご覧ください。
逃げ【22-17- 4- 57】複勝率43.0%
先行【47-28-48-240】複勝率33.9%
差し【27-36-38-440】複勝率18.7%
追込【 4-20-11-347】複勝率9.2%
ご覧のとおり、前に行った馬がそのまま押し切る決着が多いです。
次は、阪急杯の脚質別成績です(過去10年)。
逃げ【3-0-0-7】 複勝率30.0%
先行【1-3-3-32】複勝率17.9%
差し【4-6-3-50】複勝率20.6%
追込【2-1-4-45】複勝率13.5%
逃げ切り勝ちがあるものの、比べて差し、追い込みが決まっていることが分かります。
高松宮記念のステップレースだけあって、出走メンバーのスプリント指向が強く、レースの流れが前掛かりになりやすい特徴があります。
更に、最後の直線には急坂が待ち受けているため、序盤に脚を溜めていた後続勢にチャンスが回ってくるという仕組みです。
上記の事実を知った上で、上がり3ハロン1~3位馬の成績を見るとより実感できるでしょう(過去10年)。
上がり1位【4-1-3-6】複勝率57.1%
上がり2位【0-2-2-5】複勝率44.4%
上がり3位【0-2-0-9】複勝率18.2%
しかも、「上がりが速い=人気馬」というわけではなく
19年1着スマートオーディン(11人気)
17年1着トーキングドラム(7人気)
17年2着ヒルノデイバロー(4人気)
17年3着ナガラオリオン(12人気)
15年3着ローブティサージュ(9人気)
14年2着サンカルロ(8人気)
11年1着サンカルロ(4人気)
11年3着フラガラッハ(5人気)
数々の波乱決着を演出してきた穴馬の多くが該当しています。
今年も有力馬の多くが逃げ、先行馬で、いかにも前掛かりになりそうなメンバー構成。しかも、例年の開幕週ではなく、今年は開催3週目で馬場の内目が荒れて差しが利きやすくなる頃合いです。
過去に速い上がりを連発している
ザイツィンガーや
トライン、前走で強烈な末脚を見せた
メイショウキョウジといった追い込み脚質の穴馬には、願ってもない重賞ではないでしょうか。
このように、阪急杯ならではのレース傾向を知っておくと、伏兵馬の取捨がしやすくなります。阪急杯で本当に買うべき5頭も参考にしてみてください。
PR競走馬のプロが選ぶ馬券候補5頭
中山記念(G2)・阪急杯(G3)
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先週の推奨馬
- フェブラリーS(G1)推奨馬
カフェファラオ(1人気1着)
ワンダーリーデル(8人気3着)
- 小倉大賞典(G3)推奨馬
テリト-リアル(11人気1着)
ボッケリーニ(1人気2着)
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今週、教える馬券候補5頭は…
中山記念(G2)・阪急杯(G3)です
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