重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
阪神芝2000mで実績以上に必要なものとは?穴馬候補は必見!
今週の
大阪杯(G1)は、阪神芝2000m(内回り)というコースが勝負のカギを握ります。
昨年の3冠馬コントレイルや春秋マイルG1を制したグランアレグリアは、ともに中団からの末脚勝負を得意としているので、決して楽な条件ではないはずです。
というのも、このレースがG1に昇格した2017年以降、4コーナーでのポジションが結果に大きく影響しています。
5番手以内【4.3.2.16】
勝率16.0%・複勝率36.0%
6番手以下【0.1.2.28】
勝率0.0%・複勝率9.7%
昨年は4コーナー5番手以内の3頭で馬券圏内を独占。19年にはアルアインが9番人気1着、17年にはステファノスが7番人気2着と波乱を起こしました。
穴馬2頭には共通点があり、アルアインは前年同レースで5番手から3着と好走、ステファノスも同コースの鳴尾記念で2着。直線の短いコースで前目のポジションを取って粘り込む競馬をしていました。
阪神内回りの直線は短く約356mしかありません。長いと言われる東京は約525m、阪神外回りは約476mと差は歴然。上がり3ハロンの600mのうち半分近くがコーナーですから、前のポジションにいることは重要です。
また、今回が休み明けの馬が多いのも見逃せません。久々だといくら注意して調整してもイレ込んでしまい、いつもよりレースで力んでしまうこともあるため、スタート直後から思い切ってポジションを取りに行けないというケースが見られます。
これらを踏まえると、阪神2000mでは【1.2.0.0】と適性は十分、金鯱賞では馬場を苦にして敗れたとはいえ、ひと叩きした上積みが見込める
ブラヴァスが穴で面白そうです。
このように、古馬G1では珍しい内回りコースでは、純粋な能力以外にも求められるものがあります。大阪杯で本当に買うべき5頭も参考にしてみてください。
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- フラワーC(G3)
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エンスージアズム(2人2着)
- 中山牝馬S(G3)
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ロザムール(5人2着)
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今週は、大阪杯の馬券候補を教えます。
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