重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
昨年も激走!○○は不利の固定観念が波乱を演出するカラクリ
今週は、オークストライアルの
フローラステークス(G2、東京芝2000m)が行われます。
先週までの中山とはコース形態がガラリと変わるので、ご覧の皆さんもしっかりと対策をしているかと思いますが、このレースにはひと筋縄では行かない傾向があるんです。
まずは、過去5年のフローラS《枠順成績》をご覧ください。
1枠【1-1-0- 8】勝率10.0%・複勝率20.0%
2枠【3-0-0- 7】勝率30.0%・複勝率30.0%
3枠【0-0-1- 9】勝率 0.0%・複勝率10.0%
4枠【0-2-0- 8】勝率 0.0%・複勝率20.0%
5枠【0-0-1- 9】勝率 0.0%・複勝率10.0%
6枠【0-1-0- 9】勝率 0.0%・複勝率10.0%
7枠【0-0-1-12】勝率 0.0%・複勝率7.7%
8枠【1-1-2-10】勝率 7.1%・複勝率28.6%
東京芝2000mはスタートしてすぐにコーナーがあるため、「内枠有利」、「外枠不利」ということは、競馬ファンの間でも認知されているはず。内枠の方が距離ロスは少ないことは事実です。
ただ、過去5年を振り返ると
8枠は4頭が馬券になっており、複勝率は2枠に続く好成績。しかも、大外枠を不安視されていたのか、いずれも人気を上回る激走でした。
20年 5人気3着 フアナ
18年13人気2着 パイオニアバイオ
18年 5人気3着 ノームコア
16年 3人気1着 チェッキーノ
ちなみに、全レースを対象にした枠順成績(過去5年・16頭以上)では、8枠の複勝率(15.4%)は上から数えて6番目と振るわず、本来のイメージ通りとなっています。
なぜ、フローラSで逆転現象が起きているかというと、これには
3歳牝馬ならではのメンタル面が大きく関係しています。
まだレース経験が浅く、多頭数や重賞ならではの締まったペースに対する経験が少ないと、馬群の内で揉まれることは“余計に厳しい状況”になってしまいます。
逆に外からのプレッシャーを受けない外枠でノビノビと走れる方がストレスは掛からず、多少の距離ロスはあっても、本来の力を発揮しやすいわけです。
このように、競馬には数字では測りきれない要素が様々なところに潜んでいます。フローラSで本当に買うべき5頭も参考にしてみてください。
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今週は、フローラS・マイラーズCの馬券候補を教えます。
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