重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
今年は阪神芝3200m!特殊なコース形態から浮上する伏兵候補
今週の
天皇賞春(G1)は、27年ぶりに阪神芝3200mで行われます。2006年にはコース改修があったので、過去に前例のない条件となりますね。
ただ、2月に3勝クラスの松籟Sを阪神芝3200mに変更。「1周目外回り→2周目内回り」の切り替え時に馬場スタッフのテストも兼ねて、模擬レースのような形で施行しています。
肝心のレース内容は、逃げたディアスティマ(2人気)が完勝。2番手追走のタイセイモナーク(11番人気)が2着に粘り込む、“行った行った”の決着でした。
なぜこのような結果になったかというと、外回りコースを使う1周目が大きく関係しています。
まず、スタートしてすぐに上り坂があるため、最初から飛ばす馬は少ないです。さらに外回りのコーナーは大きく緩やかな形状なので、スピードが出にくく流れは落ち着きます。
当然、ジョッキー心理としては自分の馬のリズムを最優先に考えるため、途中でポジションを押し上げるといった思い切った騎乗はなかなか実行できません。G1ともなれば尚更でしょう。
結果、淡々とした流れで2周目に入り、残り1000~1200m辺りで一気にペースアップとなります。
そうなると、前々の位置取りで余力を残している逃げ・先行馬に分があるというわけです。
また今週末の阪神は雨予報が出ており、道悪になれば前に行く馬には、尚更有利に働く可能性があります。
人気薄が予想される
ディアスティマや
ウインマリリン、
オセアグレイトといった先行タイプにとっては、阪神芝3200mの舞台は絶好の条件と言えるでしょう。
このように、データのない条件でもコース形態や騎手の心理といった要素を分析することで、自ずと狙い馬の候補が絞れていきます。天皇賞春で本当に買うべき5頭も参考にしてみてください。
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馬 連 4,070円
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天皇賞・春(G1)
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