重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
毎年恒例の“ある変化”が波乱決着を演出!
今週の
ヴィクトリアマイル(G1、東京芝1600m)は、過去10年で1番人気が僅か2勝のみに対して4番人気以下が7勝。2015年には2000万馬券が飛び出るなど、とにかく波乱決着が目立っています。
これだけの大番狂わせは、決して偶然起こっているわけではなく、コースに隠された“ある要素”が大きく影響しています。
毎年、4月末のフローラS週から6月までのロングラン開催となる東京競馬場では、馬場の消耗を防ぐためにコースの内側に《仮柵》を設置して対策をとっています。
その切り替えの最初のタイミングが正に今週。NHKマイルC週までは仮柵を置かないAコース、ヴィクトリアマイル週からは内側の3メートル外に仮柵を置く“Bコース”で行われます。ここにカラクリがあるわけです。
馬場の内目が綺麗になることでスピードが出やすくなり、「高速馬場」などと呼ばれる条件へと一変します。そうなると内を走る逃げ・先行馬が走りやすくなるため、しっかりとスタミナを残した状態で直線勝負へと臨めます。
前が簡単に止まらないと、後ろからどれだけ凄い脚で差してきても物理的に届かないという決着になりやすいわけです。
ちなみに、4コーナーで5番手以内のポジションにいた馬は【5.3.5.41】勝率9.3%・複勝率24.1%。この中には波乱の立役者も数多くいました。
20年 4人気2着 サウンドキアラ
19年11人気3着 クロコスミア
18年 7人気3着 レッドアヴァンセ
15年 5人気1着 ストレイトガール
15年12人気2着 ケイアイエレガント
15年18人気3着 ミナレット
14年11人気1着 ヴィルシーナ
13年 5人気3着 マイネイサベル
12年 4人気1着 ホエールキャプチャ
12年 7人気2着 ドナウブルー
11年 3人気3着 レディアルバローザ
昨年は、逃げたトロワゼトワル(12人気4着)がゴール直前まで粘ってあわやのシーンを作っていたのも印象的でしたね。
今年はイベリス、クリスティ、スマイルカナ、ダノンファンタジー、ディアンドルといった先行馬が揃いましたが、これだけで「逃げ・先行馬は厳しそう」と判断すると、痛い目にあうかもしれません。
このように、同じ競馬場、同じ距離でも条件が大きく異なる場合もあります。ヴィクトリアマイルで本当に買うべき5頭も参考にしてみてください。
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