重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

提供:シンクタンク

重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

【共同通信杯】近年の勢いは無視できない!一挙両得を狙う注目馬2頭を公開!

元調教師の平井雄二です。今週もよろしくお願いします。

現在は、長年競走馬を間近で育ててきた経験を生かし、重賞戦略アドバイザーとして予想家やファンの方とは違った視点で皆さんの馬券に貢献できるよう活動しています。

かなり昔の話ですが、サクラスターオーという管理馬で皐月賞と菊花賞を勝たせてもらいました。今は皆さんと同じように馬券になる馬を探す日々です。

後半では共同通信杯(G3)の金言に合う馬をレビューしているので是非参考にしてください。

レース名の金言
決して無視できない勢力

今週は春のクラシック路線において重要な一戦、共同通信杯(G3、東京芝1800m)が行われます。

トライアルレースではないので、収得賞金が足りていない馬の陣営からすると何が何でも2着以内に入って加算したいところです。

近年は、このレースの傾向に“ある変化”が出てきていることをご存知でしょうか。

過去10年を前後の5年で区切った前走クラス別成績をご覧ください。

まずは2014~2018年です。

前走クラス別成績(2014~2018年)
G1【0-1-0-2】
G2【1-0-0-4】
G3【2-0-4-13】
OP【0-1-0-2】
1勝【1-2-1-14】
未勝【0-0-0-6】
新馬【1-1-0-2】

馬券圏内の15頭中、重賞組【3-1-4-19】とオープン特別組【0-1-0-2】が計9頭ですから、上級条件を使ってきたグループが力の違いを見せています。

続いて近年、2019~2023年です。

前走クラス別成績(2019~2023年)
G1【1-2-0-6】
G2【0-0-1-1】
G3【0-1-2-10】
L 【0-0-0-2】
1勝【3-0-0-7】
未勝【0-0-0-3】
新馬【1-2-2-5】

実は、この期間では逆転現象が起きています。

新馬戦組【1-2-2-5】と1勝クラス組【3-0-0-7】で計8頭が馬券圏内に好走していて、上級条件組を上回っています。

この期間に同年のGⅠで好走した馬は以下の通り。

共同通信杯組の活躍馬
■2023年
1着ファントムシーフ(G1組)
4着タスティエーラ (新馬組)

■2022年
1着ダノンベルーガ (新馬組)
2着ジオグリフ   (G1組)

■2021年
1着エフフォーリア (1勝組)
3着シャフリヤール (新馬組)

■2019年
1着ダノンキングリー(1勝組)
2着アドマイヤマーズ(G1組)

こうして近年の傾向を見ていると『とにかく最短距離でクラシック参戦を意識している』ことを強く感じます。

まず、余計なレースを使って体力が消耗することを抑えています。ダメージが残るような過酷な戦いは避けたいですし、馬場の管理レベルがトップクラスの東京コースは最適です。

また、日本ダービーを見据えて東京コースを経験することができ、関西馬からすると長距離輸送の経験もできます。キャリアが浅い中で一度でも経験しているという事実は、陣営にとっても心強い材料となります。

勝てばダービー出走の賞金も十分。皐月賞まで中8週という間隔もちょうどいいですね。

舞台の東京芝1800mは、スピードだけで押し切るのは難しく、スタミナや持続力など総合力が求められるので、そこで結果を出す=クラシック戦線に一躍名乗りをあげるという流れになります。

そして、フレッシュな状態で春の大レースに臨むわけです。

そんな理想のステップレースで一挙両得を狙っている馬をレビューしてみます。

2月9日(金)時点のレビューとなります。

1頭目 ジャスティンミラノ
関西の友道厩舎でデビュー戦が東京芝2000mということからも見据える先は明らか。

その初戦。ペースは遅く、しっかり出して行って逃げ馬の直後を追走。後半、逃げ馬に並びかけると残り4ハロンは12.4-11.4-10.8-11.3と長くいい脚を使って完勝でした。2着馬が次戦で完勝しているのもいいですね。

跳びが大きくて広い東京コースは合っています。現状の力関係を測る意味でも、少頭数で落ち着いた流れからの後半勝負でどこまで通用するか見ものです。

2頭目 ベラジオボンド
昨年、40勝を挙げて全国7位と大躍進した上村厩舎。看板馬ベラジオオペラと同オーナー、千葉サラブレッドセールで1億の値が付いたベラジオボンドを送り込んできました。

10月21日入厩で12月28日デビューとじっくり大事に乗り込んできたことからも陣営の期待度が伝わってきます。好スタートから好位で折り合い、直線で一気に突き抜けたように好内容でしたね。

実績馬が相手、初の東京遠征、左回りとなるココを使うことからも見据える先は大舞台。中間の様子から一度使った上積みを十分に感じられるので、勢力図を一気に塗り替える可能性を秘めています。

共同通信杯で買うべき5頭はこれだ!
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元調教師の経験・知見から、陣営の視点や思惑に着目。導き出した答えはこれだ!

重賞レース的中のカギは、出走させる側の視点にある!

■きさらぎ賞の推奨馬
  • ③ウォーターリヒト(10番人気)
  • ④ヴェロキラプトル
  • ⑧ファーヴェント
  • ⑨ジャスティンアース
  • ⑫ビザンチンドリーム
今週は、特別に京都記念・共同通信杯で本当に買うべき馬5頭を教えます。

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Be The Winner とは?

GIを2勝した元調教師・平井雄二が重賞戦略アドバイザーとして監修。調教師時代に培った相馬眼を武器に、馬券の勝ち組を目指す競馬ファンの皆様に馬券で勝てる馬を教えます!毎週木曜に公開いたします。
平井 雄二

元調教師・生涯成績255勝

主な管理馬
・サクラスターオー(皐月賞・菊花賞・弥生賞)
・サチノスイーティー(アイビスサマーダッシュ)

1969年 騎手免許取得
1985年 騎手を引退
1985年 調教師免許取得
1987年 サクラスターオーで2冠達成
    重賞獲得調教師賞を受賞
2006年 サチノスイーティーでアイビスサマーダッシュを制覇
2011年 調教師を勇退

調教師時代に培った確かな“眼”を武器に馬券になる馬を見抜く“技”は圧巻の一言。

人気に関係なく“馬券で勝てる馬”を探求する姿勢は競馬ファンの強い信頼を得ている。

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