うまスクエア

馬券ネオメソッド(レース回顧編)

ダブル重賞の回顧

第52回七夕賞
１着アルバートドック
２着ダコール
３着オリオンザジャパン

ラップ：
12.3-11.0-11.0-11.9-11.7-11.6-11.7-12.2-12.4-12.6
時計：1.58.4

ディープ産駒を買って別のディープ産駒に来られた結果ですが、その中身はそれ以上に深刻。このレースに関しては、ディープが来るならディープらしくないディープが来ると踏んで、（出走メンバーの中で）一番ディープの個性から遠いマーティンボロを選んでいるわけですから、この２頭にワンツーされてしまうと、何もかもが間違っていたということになってしまいます。流れ的にも、序盤から緩みない流れが続く、右肩上がりラップ。この形自体は想定していたものとは違いますが、それならそれで来るのはこの２頭じゃないと思ってしまいます。レースに対する突っ込みが甘かったというより、そもそも馬の個性自体を把握し切れていなかったのかな？　と少し情けない気持ちになったレース後。

血統的には、昨年に続いてヌレイエフ系保持馬とクロフネ産駒の人気薄が馬券に絡んだという連続性が見て取れました。これは来年以降のヒントになるでしょう。特にクロフネに関しては２年連続して二桁人気馬を持ってきているわけですから、もう無視はできません。

それにしても。個人的には釈然としないレースというか、自分の予想と一番遠いところにある決着になってしまっただけに、さすがに茫然自失。ご参考いただいた方には、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいです。


第21回プロキオンＳ
１着ノボバカラ
２着ニシケンモノノフ
３着キングズガード

ラップ：
12.2-10.7-11.2-11.3-11.8-12.0-12.9
時計：1.22.1

終わってみれば上位人気馬による順当決着。こうなってしまうと出番ナシですが、勝ったノボバカラに関しては、なかなか感慨深いものがありますね。

【ノボバカラの境メモ】
160206 結局いつも同じ負け方なんだよね…。
151101 格上挑戦でも内容は強いんだけどね…いつもこんなで。
150809 躓くようにスタートして最後方。直線入り口もゴチャついてる。地力上位示す競馬。ただ、ダートスタートはイマイチ？
150621 最強の食い下がり。いつもこんなだけど。
150131 相手が悪かっただけ。1600以下なら確勝でしょう。
141101 好時計決着を最強の食い下がり。次走確勝。

デビュー以来、私がこの馬に関して残してきたメモです。一目瞭然、常に“最強の負け方”をし続けてきた馬なんですよね。普通、この手のタイプは出世しきれないうちにピークを過ぎてしまうものなのですが、よくぞここまで強くなったと。賞賛に値するものだと思います。

これに近いことは２着ニシケンモノノフにも言えて、この馬も門別デビューから早い段階で交流重賞を勝ち、その後低迷。いわゆる早熟タイプの典型のようなキャリアから、古馬になって鮮やかな復活。転厩してからしばらく低迷しながらも、何とか活路を見出そうと厩舎関係者の方も努力されたのでしょう。ここ来てさらに力を付けている印象ですからね、これは感服せざるを得ません。

私が期待したタガノトネールは、ちょっと意外な大敗に終わりました。４角の手前ではもう手応えがなかったですからね。時計のない馬なので、一番時計の出やすい馬場に回復してしまったことは痛かったかもしれませんが、それにしても負けすぎの印象。あるいは調子落ちだったのかもしれませんが、う～ん、こういう負け方は想像していなかっただけに、少し驚きました。


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