過去10年、3連単の配当は全て万馬券。うち7年が10万円を超える配当で、2021年には236万8380円の特大万馬券が飛び出す、ハンデ戦らしい荒れるレースとなっている
中日新聞杯(中京・芝2000m)。
今年は18頭フルゲート。ハンデは53キロから59キロと幅広く、例年通り荒れる要素満載の一戦。そこで注目したいのが、
フライライクバードです。
2走前に今回と同じ舞台である中京芝2000mでオープン勝ち。2勝クラス、3勝クラスも中京競馬場で挙げ、その2走は7馬身差、2馬身半差を付けているコース巧者で、左回りでは、21年のアルゼンチン共和国杯で3着の実績も持っています。
ゆえに、得意の中京に替わるのは間違いなくプラスですし、前走の福島記念は2番人気に支持されていましたが、10着という結果を受けて、今回は人気落ち必至。馬券を買う側からすると、これも願ってもない好材料といえるでしょう。
今回手綱をとる小崎綾也騎手は、テン乗りとなるものの、以前にも調教は騎乗した経験があり、この中間は2週続けて調教に跨って俊敏な動きも見せています。
デビュー時から将来を期待された素質馬で、現在管理する福永祐一調教師も騎手時代に主戦を務めていた思い入れのある1頭。
7歳の暮れながら、十分間隔を開けて使われてきたことから馬はフレッシュで、昨年春に去勢手術に踏み切ったのも、今後の更なる活躍に期待を寄せてのことでしょう。
クラシック好走のコスモキュランダ、7戦5勝のロードデルレイに隠れたまさに人気の盲点。ここは黙って見直しです!