ターコイズステークス(中山・芝1600m)は、重賞に格上げされて今年が記念すべき10回目。
それ以前のオープン特別時代から、ダイナカール、スカーレットブーケといった後のG1ホースの母が勝ち馬に名を連ねる暮れの名物レース。
重賞格上げから日は浅いものの、目立つのが、複数回馬券に絡むリピーターの存在。過去9年で実に5頭が2回以上馬券に絡んでいます。
そこで今年狙ってみたいのが、昨年の2着馬
フィールシンパシーです。
昨年の2着馬という強力な実績もさることながら、キャリア21戦のうち半数以上の11戦が中山コースと経験そのものが非常に豊富。昨年の2着以外にも、中山での重賞で僅差の4着が2度ある実績はメンバー随一と言っていいでしょう。
春のヴィクトリアマイル以来だった前走の府中牝馬ステークスも内容は悪くありませんし、休み明けをひと叩きして、ここを目標にしてきたのは自然の成り行きです。
過去に2回だけ他のジョッキーへの乗り替わりがありましたが、横山琉人騎手とは、近年では珍しい若手ジョッキーとの叩き上げ。
しかも今回は、自身の騎乗停止処分が明ける復帰週に行われる一戦。より力が入るのは言うまでもありません。
今年も絶対に押さえておきたい1頭です!