朝日杯フューチュリティステークス(京都・芝1600m)は、今年で76回目を迎える伝統ある2歳戦。
2014年に創設から1度も他場で行われたことがなかった中山開催から阪神開催へと移り、今年は阪神競馬場のリフレッシュ工事に伴う開催日割の変更で、初めて京都競馬場での開催となりました。
何か歴史が動きそうな波乱含みの一戦。そこで注目したいのが、未勝利馬
クラスペディアです。
デビュー戦2着のあと、未勝利の身で挑んだ小倉2歳ステークスで2着と好走。どちらもエイシンワンドに先着を許したものの、ポテンシャルの高さを十分にアピールしてみせました。
前走の京王杯2歳ステークスは5着で最後は力尽きてしまいましたが、直線半ばまでは一瞬割って出るかの見せ場を作り、内容は悲観するものではありませんでした。
直線が平坦な京都コースに替わるのはプラスになりそうな気配ですし、最終追い切りもキビキビとした脚で大きく先着。デキ落ちは感じられません。
重賞2着の実績があっても、未勝利ゆえに人気は全くありませんが、ここまでの3戦で見せてきたパフォーマンスは、ここに入っても決して引けを取らないもの。
初勝利がG1という歴史を変える走りに期待です!