いよいよ暮れの大一番、
有馬記念(中山・芝2500m)。
まだ28日にホープフルSが控えていることもあって、以前のようなクライマックス感は薄くなっていますが、1年で最も盛り上がるレースといっても過言ではないでしょう。
今年の焦点は、ここが引退レースとなるドウデュースが史上3頭目となる秋の古馬3冠を制することができるかでしたが、金曜日に無念の出走取消が発表され、一気に混沌としてきました。
どの馬にもチャンスあり!ここでは春の大阪杯を制した
ベラジオオペラをピックアップします。
秋初戦だった天皇賞秋は終いの伸びを欠いて6着も、勝ったドウデュースとは0.4秒差。「暑さに強くないタイプ」という戦前のコメントもあって、秋初戦とすればマズマズの内容。今回は状態面での大きな上積みが期待できます。
また、同じ中山のスプリングステークス勝ちを見ても、好位から上手な立ち回りができる馬で、コース替わりはプラス。
距離もコースは違えど2400mの日本ダービーで、勝ったタスティエーラと同タイムの4着。中山の2500mは十分こなせるでしょう。
今年のプロ野球はセ・リーグ3位の横浜DeNAベイスターズが日本シリーズ優勝。ならば競馬ではファン投票3位のベラジオオペラが優勝。そんな夢も見てみたいものです!