佐々木主浩の大リーグボール22号

大リーグボール22号[第1110球]

【京都大賞典】この馬にとっては“ここがGI”

日曜は新潟12Rアヴァントが出走します。昇級初戦の前走がああいう負け方だったので強気にはなれませんが、鉄砲実績はあるし、状態も良いみたいです。

あと2回ほど走らせてダメだったら大井への転厩も考えていますが、まずは今回どういう競馬をしてくれるか。500万を勝った新潟に替わって、このクラスでも通用するところを見せてもらいたいですね。

それでは、日曜は【京都大賞典】から検討します。以前はなかなか頭数が揃わなかったレースですが、今年は昨年に引き続き17頭が出走。秋のGⅠ戦線を目指す馬も参戦し、馬券的にはやや難解です。

ただ、前哨戦ということで目標が先にある馬よりも、このレースを勝ちに来ているんじゃないかと思われるパフォーマプロミスから入りたいと思います。

前走の鳴尾記念は、骨折明けで1年以上も実戦から遠ざかっていたにも関わらず、決して得意とは言えない小回りの2000mで勝利。ラヴズオンリーユーにハナ差で競り勝つ勝負根性も見せてくれました。

改めてステイゴールド産駒の成長力に驚きましたが、大事に使われている分、8歳でもキャリアは19戦。肉体的にも馬はまだ若いのでしょう。

とはいえ、京都が得意なこの馬にとって、長期間の改修工事が始まってしまうことを考えれば、今回が恐らく現役最後の京都でのレース。この馬にとっては“ここがGI”と言っても過言ではないかもしれません。

ユーイチが跨った1週前追い切りで自己ベストをマークしたのも、ここを勝ちに来ているサインだと受け取りました。

馬券は⑮パフォーマプロミスからの馬連。⑥ステイフーリッシュ⑰キングオブコージ②キセキ⑨モンドインテロ③シルヴァンシャー⑪バイオスパーク⑬グローリーヴェイズ①ダンビュライトへ流そうかと考えています。

【参考買い目】
●馬連(8点)
[軸]15
[相手]6.17.2.9.3.11.13.1


毎日王冠】は、ひと夏越してどれだけ成長しているか楽しみな⑧サトノインプレッサに◎。元々、道悪適性も高く、距離もこれくらいの方が良さそうです。馬券は馬連で⑤ダイワキャグニー⑨サリオス⑩カデナ⑦サンレイポケット③アイスストーム④ザダルが相手候補です。

【参考買い目】
●馬連(6点)
[軸]8
[相手]5.9.10.7.3.4


JRA現役馬主でGⅠ5勝オーナー【佐々木主浩・大リーグボール22号】はレース当日10時頃公開!
次回の更新を楽しみにお待ちください!!

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佐々木 主浩

伝家の宝刀・フォークボールで日米通算381セーブの金字塔を打ち立てた“大魔神”2006年11月に馬主登録を行い、僅か5年半後の2012年2月にはクイーンカップで所有馬のヴィルシーナが1着となり、馬主として初めて重賞競走を制覇すると、さらに翌々週には阪急杯でもマジンプロスパーが優勝。2013年5月12日ヴィクトリアマイルでヴィルシーナが優勝し、初のGI競走制覇を果たす。

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