うまスクエア

第185球 ［2012年3月10日］

【アネモネＳ】一発狙ってくれるはず

先月、約１年５ヶ月ぶりの実戦で見事に勝利を収めたヴィルシーナの兄・ファルスターが、今週月曜の名古屋８Ｒに出走して復帰２戦目も快勝。これでようやく中央に戻ることができます。休み明けを使った効果もあり、復帰緒戦よりも今回の走りは数段良くなっていましたので、これなら中央に戻ってもやってくれると思っています。この後は一旦ノーザンファームしがらきに移動し、その後、友道厩舎に戻る予定です。

また、今週は残念ながら除外となってしまったフサイチパンドラの初仔・スペルヴィアは来週以降に回ることになりました。稽古でも速い時計を出しているように、こちらもデビュー戦が楽しみな１頭です。

それでは土曜は桜花賞トライアル【アネモネＳ】を検討していきます。

先週のチューリップ賞、弥生賞もそうでしたが、今年のトライアルはなかなか人気通りに決まりません。馬場状態も影響しているのでしょうが、今週のアネモネＳも一筋縄ではいきそうにないメンバー構成ですので、ここは少し捻ってエクセラントカーヴから入ることにしました。

前走はデビュー２戦目ながら重賞３着。レースでは序盤から引っ掛かり気味で、直線では前がなかなか開かないという状況ながら上がり33秒台の脚を使えたのがこの馬の能力の高さでしょう。まあ、ヴィルシーナとコンマ４秒差の競馬ですからね（笑）続けて乗ってこの馬の能力を感じ取っている石橋騎手もここは一発狙ってくれると思います。

相手には、大外枠を引いた前走が着順以上に中身が濃いチェリーメドゥーサ、中山マイル２戦２勝のパララサルー。実績最上位のトーセンベニザクラに、道悪歓迎のタガノキャンドル。以下、ガーネットチャーム、セコンドピアット、ラフレーズカフェを穴で押さえておこうと思っています。

【by佐々木主浩】