佐々木主浩の大リーグボール22号
第190球 [2012年3月25日]
【高松宮記念】当然、マジンプロスパーからです!
遂にこの日が来ました。馬主として記念すべき初のGI出走です。しかも、十分にチャンスがある馬での出走だけに自然と気持ちも昂ぶっています。今回も愛馬をひいき目に見ています(笑)【高松宮記念】は、当然、マジンプロスパーからです!
阪神の1400mで行われた前走の阪急杯は、発表よりも渋った馬場だったので、今の力のいる中京の馬場はプロスパーに合っていると思います。また、ずっと真ん中くらいの枠が欲しいと願っていただけに、今回の6枠12番という枠順も希望通り。JRAのCMを見ましたか?キングヘイローが高松宮記念を勝った時のレース映像が流れるCMです。あのCM見ると、まず緑の綺麗なメンコが映し出されています。そう“緑”です、つまりあれは6枠のサインなんです(笑)
状態面に関しても中尾先生からいい話を直接聞いていましたが、グリーンチャンネルで先生があんな風に自信満々にインタビューを受けているということは、デキは相当いいんでしょう。力を出せる状態に仕上げてもらって厩舎関係者の方には本当に感謝しています。
不安な事は一切ありません。後は一線級を相手にどこまでやれるかだけ。また、GIですので運も味方につけなければなりませんが、まずは故障無く、無事にゴールしてくれることを祈りながら現地で応援させて頂きます。メルマガ読者の皆様も、プロスパーの晴れ舞台での走りを応援してあげて下さい。宜しくお願い致します。
相手はやはり、安田隆厩舎の3頭が強敵だと思います。中でも、前走を叩いて調子を上げてきそうなカレンチャンが一番の相手でしょう。勿論、ロードカナロア、ダッシャーゴーゴーも侮れません。また、プロスパーと同じく、阪神の1400mを得意とするサンカルロや、前がやりやった時にズバッとハマリそうなツルマルレオン。実績のあるグランプリエンゼル、ジョーカプチーノも怖いですね。
【マーチS】は、このメンバー+中山コースでの55キロは、ハンデに恵まれた感があるトーセンアレスから。シルクシュナイダー、ナムラタイタン、バーディバーディを本線に、タガノロックオン、マイネルオベリスク、トーセンアドミラル、タカオノボルまでを相手として考えています。
【by佐々木主浩】
大リーグボール22号とは?
驚異の相馬眼を持つG1オーナー【佐々木主浩】のメインレースの最終見解が読めるのは『うまスクエア』だけ。また、愛馬の最新情報など、ここでしか絶対に読めない内容が超満載。

佐々木 主浩
伝家の宝刀・フォークボールで日米通算381セーブの金字塔を打ち立てた“大魔神”2006年11月に馬主登録を行い、僅か5年半後の2012年2月にはクイーンカップで所有馬のヴィルシーナが1着となり、馬主として初めて重賞競走を制覇すると、さらに翌々週には阪急杯でもマジンプロスパーが優勝。2013年5月12日ヴィクトリアマイルでヴィルシーナが優勝し、初のGI競走制覇を果たす。