佐々木主浩の大リーグボール22号
第351球 [2013年10月5日]
【デ杯2歳S】立ち回りの上手さで逆転可能
スプリンターズSへ出走したマジンプロスパーは、カナロアからコンマ2秒差の4着と力を出し切ってくれました。休養明けを叩いた次は、JBCスプリントでダートに挑戦させたかったのですが、どうやら収得賞金の関係で出走は難しいとのことなので、今後はスワンS→阪神Cというローテーションになりそうです。
そして、いよいよ明日は、ヴィルシーナ、ヴォルシェーブという期待の2頭がスタンバイしています。どちらも中間の調整は順調に来ているとのこと!詳しい事は明日のメルマガでもお伝えしますので楽しみにしていて下さい。
それでは、本日は京都のメイン【デイリー杯2歳S】を検討していきます。
既に重賞を勝っている馬も出てきていますが、血統や小倉の1200mから京都のマイル戦へ替わった事などを考慮し、ここはライザンに注目しています。以前のメルマガでも何度か触れたことがありますが、2歳限定の重賞は、ある程度の先行力とある程度の終いのキレ、この両方を兼ね揃えている馬が有利です。ライザンの場合、初戦は敗れはしましたが、逃げて上がり最速をマークした2戦目の競馬を見る限り、今度は立ち回りの上手さで逆転可能と見ました。
相手には、新馬戦でライザンを破った素質馬アトム、息を上手く入れれば完成度の違いで何とかなりそうなホウライアキコ。勝ちきるまではどうかも地力上位のピークトラムに、時計は平凡でもその勝ちっぷりが良かったオースミチャド。以下、オトコギマサムネ、アグネスドリームまでを押さえようかと思っています。
【by佐々木主浩】
大リーグボール22号とは?
驚異の相馬眼を持つG1オーナー【佐々木主浩】のメインレースの最終見解が読めるのは『うまスクエア』だけ。また、愛馬の最新情報など、ここでしか絶対に読めない内容が超満載。

佐々木 主浩
伝家の宝刀・フォークボールで日米通算381セーブの金字塔を打ち立てた“大魔神”2006年11月に馬主登録を行い、僅か5年半後の2012年2月にはクイーンカップで所有馬のヴィルシーナが1着となり、馬主として初めて重賞競走を制覇すると、さらに翌々週には阪急杯でもマジンプロスパーが優勝。2013年5月12日ヴィクトリアマイルでヴィルシーナが優勝し、初のGI競走制覇を果たす。