田中充興の人気馬格付けチェック

5月30日(日) 東京11R

日本ダービー(GⅠ) 芝2400m

●田中充興の見解
デビュー2走目のセントポーリア賞では好指数で圧勝、当時の指数はかつてのドゥラメンテがセントポーリア賞でマークしたものと同等。タイム、指数ともに後に行われた今年の共同通信杯を上回った。

本命はグレートマジシャン。続く毎日杯で2着に敗退、これが世間ではこの馬の評価を微妙にさせているようだが、当時の勝ち馬シャフリヤールは凡タイム決着となった共同通信杯3着、それも能力を出し切れないようなレース内容からの臨戦で勝利したものだ。

今年の3歳牡馬クラシック戦線で最も特徴的なのが、共同通信杯組が後に大活躍していることだが、これは今年の共同通信杯が出走メンバーの質は高いが凡タイム決着(指数は例年並みやや劣るくらい)になったことが大きい。そのため出走馬の大半が共同通信杯でダメージを残さず、次走に向かうことが出来た。よって共同通信杯組が大活躍しているわけである。

毎日杯においてグレートマジシャンは2着に負けたものの好指数、好タイム決着だったセントポーリア賞の疲れが少なからず残っていた状態、一方シャフリヤールは疲れも少ない状態だった。そのことを考えるとグレートマジシャンの毎日杯は負けて強し、だったと評価出来る。

ただ一つ懸念材料があったのは今年の毎日杯自体がかなりの好タイム決着で、指数も高くなってしまったことだ。こういう時に起こりやすいのが、そのハイレベル戦を使った馬が疲労によってその後すべて凡退してしまうパターン。そこで実験材料になったのが、毎日杯で4着になったルペルカーリアだ、この馬は次戦京都新聞杯に出走した。もしも毎日杯が異様に疲労を残すようなレース内容だったならばルペルカーリアは京都新聞杯で思わぬ凡退をする可能性があった。しかし結果はルペルカーリア京都新聞杯2着。やはりというか今年の毎日杯、タイムは速かったがそこまでダメージを残すようなレース内容ではなかったようだ。

今年のダービーで最有力視されている4戦4勝のエフフォーリアはレース内容も優秀で一見、文句のつけようがない。ただ今年の共同通信杯は叩き台としては最高の一戦、それを皐月賞では利用しての勝利だったことは確か、全く隙が無いわけではない。

今回はデビュー2戦目で高い素質を見せ、前走で成績面以上の潜在能力の高さを感じさせたグレートマジシャンが十分に逆転できると見る。

●上位人気馬格付けチェック
馬番馬名 能力 上昇度 馬券妙味
エフフォーリアACB
ワンダフルタウンBBB
グレートマジシャンBAA
サトノレイナスACC

※各付けチェックの表記について
上位人気馬を[絶対能力]-[上昇度]-[馬券妙味]の各項目についてABCの3段階で評価しています。

●最終結論
グレートマジシャン
アドマイヤハダル
エフフォーリア
レッドジェネシス
ワンダフルタウン

●穴の馬連 卍固め
13 - 15(35%)
1 - 13(35%)
4 - 13(15%)
12 - 13(15%)

●3連単
[軸]13 [相手]1.4.12.15(◎1頭軸マルチ 36点)


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田中充興

1968年、東京生まれ。98年に競走馬のダートと芝の成績はまったく関連性がない、という考え方から導き出された「KAMASI!田中式馬券戦術」(KKベストセラーズ刊)を発表。

芝で好成績を残す馬が、突然ダートを使って大敗した後、次走の芝レースで激走する「ダートカマシ」、その逆の「芝カマシ」という革命的な概念を披露。多くの馬券ファンの支持を集め、馬券術のスタンダードとなっている。

現在は、馬券生活者として、さらなる高回収率を目指し、日々馬券術の発展に務めている。

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