完全攻略ファイル No.2
【関屋記念】ハンデ戦に変わった途端に大波乱が迫りくる!
関屋記念(新潟・芝1600m)は、サマーマイルシリーズ第2戦。
昨年まで別定戦で行われていたレースとあって、過去10年で2ケタ人気の勝ち馬はおらず、馬券絡みは2着馬がわずか1頭。10万馬券は2度出ていますが、どちらも10万円台で、大荒れとはなっていません。
しかし、今年からハンデ戦へと変更になり、更に施行時期も7月へ。サマーマイルシリーズ前半へと移動となったことで、軽ハンデ馬の台頭も十分考えられ、波乱度が増したことはほぼ間違いないでしょう。
シリーズを占う意味でも重要な一戦。好配当のカギとしても注目したいのが、
キョウエイブリッサです。
昇級初戦となった前走のエプソムカップでは14着と完敗も、スタート後のダッシュがひと息で、流れに乗れないまま終わってしまった印象。
また、1800mでは1勝クラスでの勝利はあるものの、好走は1400~1600mに集まっており、距離もやや長かったかもしれません。
3週連続して坂路での併せ馬で先着し、状態面に陰りはなさそうですし、前日正午の時点で13番人気の低評価となっていますが、2走前の幕張ステークスでは条件クラスながら、ここでも穴人気となっているアルセナールを3着に下しています。
これこそ人気の盲点。スムーズに中団あたりに付けられれば、軽ハンデを利しての激走が期待できそうです!