例年であればフルゲートを超える頭数が集まる関屋記念だが、今年は大きくフルゲート割れ。
これは新馬戦も同様で、新潟開幕週の新馬戦は質と量ともに高いレベルで行われていたが、質はともかく、量は大幅に減少。
これは札幌でも中京でも同様の状況。
暑すぎる夏に馬が耐えられずに出走頭数が減少しているのか、もしくは暑さを考慮して調教師がセーブしているのか。
なんにしても、フルゲート割れの関屋記念はここで賞金加算をしたい、という馬が集まった。
木村厩舎はアンパドゥとサンダーストラックの2頭出し。
まずはアンパドゥについて。
もともと岩田望騎手は堀厩舎のサクラファレルで関屋記念に挑む予定だったが、サクラファレルが札幌記念へ予定を変更。
この時点ですでに多くの依頼を新潟で受けていたので、それらを断って予定を変更することが難しい状況になっていたようだ。
ただ、そこはリーディング上位騎手の強み。
岩田望騎手の予定が空いたことを知った木村厩舎はアンパドゥをすぐに打診。
この時アンパドゥは負傷前の北村宏騎手を確保していたが、あっさりとひっくり返して岩田望騎手へ変更。
予定がなくなった北村宏騎手はその後不運が重なり、負傷のため長期の休養へ。
ノーザンファーム天栄からはサンダーストラックとダノンセンチュリーの2頭を戸崎騎手へ打診。
乗りたい方を選んでほしいと依頼して、戸崎騎手の選択はダノンセンチュリー。
萩原厩舎から宮田厩舎へと転厩しての初戦。
調教と競馬、どちらも乗り難しいタイプとのことで、苦労しながらの調整。
ここで即結果を出すことができれば宮田厩舎の評価が上がることは調教師自身も理解しているようで、戸崎騎手と入念に打ち合わせをして挑むとのこと。
選ばれなかったサンダーストラックは丸山騎手へ。
リーディング上位騎手から回避する馬が出れば丸山騎手から差し替えるつもりだったが、回避がなかったのでそのまま。丸山騎手としても、妥協して選ばれたことは知っており、こういった少ないチャンスをモノにすることで評価を上げていくしかない。
暑熱対策のため、新潟開催の6週間は午前と午後の部に分けられるので、多くの騎手たちは時間の使い方に苦労している。休まないと夕方まで体力と集中力がもたないが、休みすぎるとすぐに動けなくなるなど、それぞれで模索しているところのようだ。
ファンとしても丸一日の馬券勝負になるので、勝負どころの見極めが大事になりそうだ。
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美浦トレセンの事情を知る男、通称「美浦のCIA」。騎手たちのポーカーフェイスの下に隠された、僅かな焦りや自信、そして陣営との作戦指示を完全網羅。関係者の動きひとつ見逃さない活動から、表沙汰にはできない“勝負気配”のみを抽出する。この情報は、会員だけが目にできる極秘ファイルだ。