2022年のフローラステークスは15頭が出走。

中心になりそうなのは、C.ルメール騎手が騎乗する⑨ラスールになりそう。前走1勝クラスを危なげなく勝ち上がっている。前走デイジー賞を勝って2連勝中の①ルージュエヴァイユ、桜花賞で小差6着に好走した③パーソナルハイあたりが対抗格か。

いずれにせよ、重賞勝ち馬の出走はなく、混戦必至になりそうだ。昨年のように波乱となる公算も十分ある。

前走君子蘭賞組が(2-2-1-7/12)で、連対率33.3％、複勝率41.7％と好走が目立つ。今年は勝ち馬の⑮ヴァンルーラー、2着馬⑭シンシアウィッシュが揃って参戦で、注目しておきたい。

近年の勝ち馬のタイムは2.00.0を切り、1.59.0台での走力が求められる。勝ち馬を検討する際には、持ちタイムにも注目しておきたい。

C.ルメール騎手・内田博幸騎手が2勝を挙げている。特にC.ルメール騎手は、過去10年で(2-0-0-1/3)という成績で、勝率・連対率ともに66.7％のハイアベレージ。

今年は、ラスールで参戦予定だ。

1番人気は3勝止まりで6頭が馬券外。近3年では連敗中と元気がない。

2021年は、連勝していたオヌール、2020年は、京成杯2着の実績があったスカイグルーヴがが敗退している。連勝や重賞実績があっても鵜呑みにできず、キャリアが重要かもしれない。

一方、2番人気の連対率・複勝率はかなり高く、4番人気以下の伏兵馬の台頭も目立つ。一筋縄ではいかず、今年もファンの頭を悩ませそうだ。

勝ち馬に注目すると、1-3枠だけで7頭の勝ち馬が出ており、内枠が有利な傾向が出ている。

昨年はクールキャットが8枠で勝利したが、2018年～2020年まで3年続けて2枠に入った馬が勝利するなど、予想する上で内枠は1つの重要な要素になりそうだ。

4枠・5枠・7枠からは勝ち馬が出ていない。特に7枠は、連対馬すらおらず、3着馬まで広げても1頭しかいない死に枠となってしまっている。

今年も、内枠を中心に予想を組み立てたいところだ。

馬券は、先行～差しを中心に考えたい。追込は、開幕週ということもあり展開がはまらないと厳しそうだ。

開幕週で逃げも止まらないのでは？と思いがちだが、データからは厳しい数字が出ていて、格好の標的になってしまっている。

逃げ・追込一辺倒のように極端な脚質の馬で、かつ、人気になった場合は要注意だろう。

勝率・連対率のどちらを見ても1枠がトップで優勢。フローラステークスの過去10年データでも1枠は(2-1-1-16/20)で2勝を挙げている。

全体的に見て極端な有利・不利の傾向はない。

フローラステークスは、開幕週での開催となるのは覚えておきたい。人気問わずに内枠は注意しておこう。

全体的に逃げ～先行有利なデータが出ていて、特に逃げの成績はかなり良い。

しかし、フローラステークスの過去10年データでは、逃げが(0-0-1-9/10)と不振。

コースデータで逃げ～先行が有利ということを考慮すると、先行馬を中心に考えれば的中に近づきそうだ。

モーリス産駒に勢いがある。連対率40％は驚異の数字と言っても過言ではないでしょう。

残念ながら、今年はモーリス産駒の出走はない。となると見ておきたいのは、ディープインパクト産駒・キングカメハメハ産駒だ。

今年は、ディープインパクト産駒からパーソナルハイ・マイシンフォニー・ルージュスティリアの3頭。

キングカメハメハ産駒からは、エリカヴィータが出走を予定している。

注目しておきたいのは、C.ルメール騎手と福永騎手の2人。

勝率・連対率が高くコース相性は抜群だ。

C.ルメール騎手はラスールに、福永騎手はルージュスティリアに騎乗する。

有力どころのラスール、ヴァンルーラーあたりは、マズマズ順調な調整。

A評価の付いたパーソナルハイ、キタサンシュガー、ルージュスティリアは好調。

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