• んっ!?これはオイシイんじゃないか？2桁人気の実力馬が雪辱を果たす
  2022/06/04(土)
• 激走の下地は十分！秘めた素質が大舞台で爆発するぞ
  2022/06/03(金)
• マイル最多勝利は侮れず！影の実力馬が新マイル王に君臨する
  2022/06/02(木)

今週は、古馬のマイル王を決める安田記念が開催されます。さっそく、過去10年のデータから推せる馬を探っていきましょう。

まずは、人気でも人気薄でも絶対おさえておきたいポイントがあります。それは、前走レースですね。下の表をご覧ください。

前レ	着度数	勝率	連率	複率
京王ス	2-2-1-25/30	6.7%	13.3%	16.7%
高松宮	2-0-0-5/7	28.6%	28.6%	28.6%
ダー卿	2-0-0-8/10	20.0%	20.0%	20.0%
マイラ	1-0-5-33/39	2.6%	2.6%	15.4%
天皇秋	1-0-0-0/1	100.0%	100.0%	100.0%
安土城	1-0-0-0/1	100.0%	100.0%	100.0%
ドバＤ	1-0-0-0/1	100.0%	100.0%	100.0%
ヴィク	0-4-0-11/15	0.0%	26.7%	26.7%
産経大	0-1-1-3/5	0.0%	20.0%	40.0%
チャＭ	0-1-0-6/7	0.0%	14.3%	14.3%
中山記	0-1-0-2/3	0.0%	33.3%	33.3%
マイル	0-1-0-0/1	0.0%	100.0%	100.0%

※レース表記
ダー卿・・・ダービー卿チャレンジトロフィー
ドバＤ・・・ドバイデューティーフリー
チャＭ・・・チャンピオンズマイル

表を見渡してみると、特に強力なステップレースというものが見当たりません。それだけ多様化しているということでしょう。この中で注目しておきたいのは、ヴィクトリアマイル組です。牡馬混合の安田記念で連対馬4頭を出しています。今年は、2着ファインルージュ、3着レシステンシア、5着ソングラインの3頭がエントリーしています。

では、実際に馬券になった4頭の内訳を見てみましょう。下の表は、ヴィクトリアマイルから参戦して、安田記念で馬券になった馬の内訳です。

年度	馬名	安田記念	ヴィクM
21年	グランアレグリア	1人2着	1人1着
20年	アーモンドアイ	1人2着	1人1着
19年	アエロリット	3人2着	2人5着
18年	アエロリット	5人2着	3人4着

ここでの共通項を見つけると、ヴィクトリアマイルで3番人気以内に支持されて5着以内。安田記念では5人気以内です。今年参戦する3頭を見てみましょう。

馬名	ヴィクトリアマイル成績
ファインルージュ	3人2着
レシステンシア	6人3着
ソングライン	2人5着

ヴィクトリアマイルで3番人気以内＆5着以内を満たすのは、ファインルージュ、ソングラインの2頭です。

特に、ソングラインは人気よりも着順を落としているので、安田記念では馬券妙味ありの1頭になるかもしれません。

次は、前走人気を見てみましょう。さすが、最強マイラー決定戦だけあって、前走でも高い評価を受けていた馬が馬券になっています。

前人	着度数	勝率	連率	複率
1人気	4-2-3-22/31	12.9%	19.4%	29.0%
2人気	3-3-2-12/20	15.0%	30.0%	40.0%
3人気	1-1-1-14/17	5.9%	11.8%	17.6%
4人気	1-0-1-10/12	8.3%	8.3%	16.7%
5人気	0-1-0-16/17	0.0%	5.9%	5.9%
6～9人	0-2-2-28/32	0.0%	6.3%	12.5%
10人～	0-0-0-13/13	0.0%	0.0%	0.0%

前走で1番人気か2番人気に推されていた馬が、7勝を挙げています。今年の出走メンバーでこれに該当するのは下記の7頭です。

馬名	レース名	成績
カフェファラオ	フェブラリーS	2人1着
カラテ	マイラーズC	2人7着
ジャスティンカフェ	湘南S	2人1着
セリフォス	NHKマイルC	1人4着
ソングライン	ヴィクトリアM	2人5着
ダノンザキッド	中山記念	1人7着
ホウオウアマゾン	マイラーズC	1人2着

この中で注目しておきたいのは、前述のヴィクトリアマイルの条件に該当したソングラインと、前走で着順を落としたカラテ、ダノンザキッドですね。特に、ダノンザキッドは昨年のマイルチャンピオンシップ3着の実績があるので、復活も十分あると見ています。

最後に、定番の傾向として、枠番別の成績を見ておきましょう。

枠番	着度数	勝率	連率	複率
1枠	0-2-1-14/17	0.0%	11.8%	17.6%
2枠	1-2-0-14/17	5.9%	17.6%	17.6%
3枠	2-0-1-16/19	10.5%	10.5%	15.8%
4枠	0-2-2-15/19	0.0%	10.5%	21.1%
5枠	4-0-0-16/20	20.0%	20.0%	20.0%
6枠	0-2-2-16/20	0.0%	10.0%	20.0%
7枠	3-1-2-17/23	13.0%	17.4%	26.1%
8枠	0-1-2-22/25	0.0%	4.0%	12.0%

5枠の勝ち馬4頭というのは、強調しておきたいです。ただ、2着・3着がないというのは…頭を悩ませそうです。

勝ち馬という意味では、奇数枠が9勝と圧倒的な成績で、逆に偶数枠を見ると、4枠・6枠・8枠が「0」とかなり厳しい結果になっています。

6/3(金)に発表される枠順では、有力馬が奇数・偶数のどちらの枠に入るか注目しておきましょう。

木曜日には、騎手データから馬券でおさえたい推しを探っていきます。

木曜日は、騎手データから馬券候補を紐解いていきます。トップマイラーが集結した安田記念。騎手で買うならどの馬が良いのでしょうか？さっそく見ていきましょう。

まずは、安田記念の過去10年・騎手成績です。

騎手	着度数	勝率	連率	複率
川田将	3-0-0-6/9	33.3%	33.3%	33.3%
福永祐	2-1-1-5/9	22.2%	33.3%	44.4%
Cルメ	1-2-1-2/6	16.7%	50.0%	66.7%
田辺裕	1-1-1-6/9	11.1%	22.2%	33.3%
岩田康	1-0-0-8/9	11.1%	11.1%	11.1%
池添謙	1-0-0-5/6	16.7%	16.7%	16.7%
柴田善	1-0-0-1/2	50.0%	50.0%	50.0%
戸崎圭	0-2-0-6/8	0.0%	25.0%	25.0%
内田博	0-1-1-5/7	0.0%	14.3%	28.6%
浜中俊	0-1-0-2/3	0.0%	33.3%	33.3%
三浦皇	0-1-0-1/2	0.0%	50.0%	50.0%
Tベリ	0-1-0-0/1	0.0%	100.0%	100.0%

ざっと見渡すとランキング1位～4位の騎手の成績が目立ちます。その中でも、3勝を挙げてる川田将雅騎手には、一目置く必要があるでしょう。

今年の各騎手の騎乗馬は、下記の通りです。

・川田将雅・・・ダノンザキッド
・福永祐一・・・カフェファラオ
・ルメール・・・シュネルマイスター
・田辺裕信・・・イル－シヴパンサー

どの馬にもチャンスがありそうです。馬券検討の際に、この4人は覚えておきましょう。

次に、過去3年の東京芝1600m成績をおさえておきましょう。

騎手	着度数	勝率	連率	複率
Cル	42-26-14-56/138	30.4%	49.3%	59.4%
戸崎	17-14-17-59/107	15.9%	29.0%	44.9%
田辺	15-15-12-72/114	13.2%	26.3%	36.8%
Mデ	10-10-3-60/83	12.0%	24.1%	27.7%
横(武)	10-9-7-57/83	12.0%	22.9%	31.3%
川田	10-5-7-22/44	22.7%	34.1%	50.0%
Dレ	8-6-2-17/33	24.2%	42.4%	48.5%
福永	7-5-11-33/56	12.5%	21.4%	41.1%
菅(明)	4-3-6-41/54	7.4%	13.0%	24.1%
池添	3-1-1-16/21	14.3%	19.0%	23.8%

勝鞍を見ると、C.ルメール騎手が圧倒的な強さを誇っています。一方、勝率～複勝率を見ると、C.ルメール騎手に負けず劣らずなのが、D.レーン騎手です。両騎手とも連対率は40％オーバーのハイアベレージを記録。もちろん、安田記念でも注目しておくべきでしょう。

また、過去10年データで紹介した4人はいずれもランクイン。安田記念だけというわけではないようです。

最後に、東京芝1600mで開催される重賞レースに絞り込んでデータを見てみましょう。

騎手	着度数	勝率	連率	複率
Cルメ	5-7-1-8/21	23.8%	57.1%	61.9%
Mデム	3-1-0-15/19	15.8%	21.1%	21.1%
川田将	3-0-1-5/9	33.3%	33.3%	44.4%
福永祐	2-1-4-10/17	11.8%	17.6%	41.2%
戸崎圭	2-1-3-12/18	11.1%	16.7%	33.3%
池添謙	2-1-0-7/10	20.0%	30.0%	30.0%
田辺裕	1-1-1-12/15	6.7%	13.3%	20.0%
菅原明	1-0-2-4/7	14.3%	14.3%	42.9%
横山武	0-1-2-9/12	0.0%	8.3%	25.0%
岩田康	0-1-1-2/4	0.0%	25.0%	50.0%

重賞に絞り込んでも圧倒的な強さのC.ルメール騎手。これを見せられると安田記念も買わざるを得ませんね…。また、川田将雅騎手・福永祐一騎手の2人もなかなかの成績です。

予想で迷ったら、騎手の腕を信じてみるのもいいですね。

先週、今週と2週続けてデイリー杯2歳ステークス以来のコンビとなる藤岡佑介騎手を背にCWコースへ。先週は6ハロン79.5秒と80秒を切るタイムでしっかりと負荷をかけ、今週は終い重点の4ハロン追いでラスト1ハロンは11.1秒の切れを披露。インから鋭く突き抜けました。NHKマイルから間隔は詰まっているものの、前走が休み明けとあって、実戦を使われた上積みの方が大きく、馬体もグッと引き締まってきた印象を受けます。

3歳馬の勝利は2011年のリアルインパクトのみ。初の古馬相手も斤量は有利で、攻め気配から前走以上のパフォーマンスも十分可能とくれば、G1昇格後2頭目の3歳馬Vへ期待が高まります。

東京新聞杯から間隔は開きましたが、イルーシヴパンサーの好仕上がりも見逃せないところ。最大の持ち味である終いの切れはもちろん、全体の時計も以前より大幅に詰めていて、心身ともにパワーアップを感じます。

切れといえばソングラインのキビキビとしたフットワークも目を引く存在。攻めの動きをよく見せるタイプというのを差し引いても、具合の良さが光ります。コース適性の高さはメンバー屈指だけに反撃に要警戒でしょう。

枠順	馬名	評価	短評
1	カフェファラオ	B	力強い脚捌き
2	ヴァンドギャルド	B	動きキビキビ
3	ロータスランド	B	入念に乗込む
4	ダノンザキッド	B	1週前好時計
5	ホウオウアマゾン	B	終い鋭く反応
6	カラテ	B	デキ落ちなし
7	ファインルージュ	B	活気ある動き
8	イルーシヴパンサー	A	弾ける伸び脚
9	シュネルマイスター	B	気合乗り良好
10	エアロロノア	B	疲れなく順調
11	カテドラル	C	強調材料欠く
12	ダイアトニック	C	力強さに欠け
13	ソングライン	A	ゴール前鋭伸
14	ソウルラッシュ	B	好調をキープ
15	セリフォス	S	気配文句なし
16	レシステンシア	B	疲れ見られぬ
17	サリオス	C	気配やや地味
18	ナランフレグ	B	動きキビキビ

土曜日は、うまスク激推しの1頭を公開します。

日本ダービーで激推しした「オニャンコポン」は8着でした。なかなか馬券にはなってくれないですが…人気薄で買い要素満載の推し馬が安田記念にもいますよ！

さっそく、行ってみましょう。



まず、強調しておきたいのは、今年の高松宮記念の勝ち馬というところですね。ヴィクトリアマイルで3着に激走したレシステンシアに0.3秒先着しています。

今回の安田記念においては、ファンの方からすれば、マイル経験ないじゃんというツッコミが入ると思いますが、それはその通りです。

しかし！2022年は馬券外なしでバツグンの安定性や、初G1制覇で勢いを感じます。さらに、魅力的なのは最後方からの豪脚ですね。

十数頭を一気に撫で斬りするのは、見ていてスカッとします。きっと、今回も自慢の末脚を見せてくれるはずです。

枠番は大外18番を引きましたが、むしろ、この馬にとっては好都合かもしれません。鞍上の丸田恭介騎手も、このメンバーでは気負うことなく思い切った騎乗ができるでしょう。

芝・ダートのG1馬6頭が参戦する今年の安田記念。結果を見れば、やっぱりG1馬だったかぁ…。となりそうです。

競馬がもっともっと楽しくなる！競馬盛り上げサイト！ユーザーの競馬ライフをもっと楽しくするために、うまスクエアでは予想に役立つコンテンツをたくさん用意しています！

• 現役馬主の重賞予想
  佐々木主浩の大リーグボール22号
• 穴の単複1点勝負
  境和樹の穴馬券ネオメソッド
• 馬券の思考はシンプルに！
  ボックスデータ予想
• 元調教師が教える重賞の金言
  勝ち組になろう！Be The Winner
• ググっても絶対に出ない馬券になる話
  馬券情報・最前線(美浦編)
• メディアには出回らない思惑の真相に迫る
  馬券情報・最前線(栗東編)
• 元トラックマンが買う馬券
  馬券のトレンドを掴め！
• リアル馬券生活者の馬券
  田中充興の穴の馬連卍固め