夏の中京と小倉の開催入れ替わりに伴い、夏の中京ラストの重賞として、新たな歴史を刻むことになった
中京2歳ステークス(中京・芝1400m)。
昨年まで1200mで行われていた小倉2歳ステークスから1ハロン距離が延びることによって、今後の重賞戦線にどのような影響を与えるか、注目の一戦となるでしょう。
馬券を買う側としても、記念すべき第1回、それを好配当で仕留められたら最高ですよね。そのキーホースはズバリ!
アイルトンです。
メンバー唯一の未勝利馬ですが、昨年の小倉2歳ステークスは新馬戦2着からの挑戦だったクラスペディアが8番人気で2着。そこはこのアイルトンと同じ。
このレースで再び対戦するマイケルバローズにハナ差敗れたものの、勝負どころは押っ付け通しで直線でも若さをのぞかせながらメンバー最速タイの上がりで詰め寄った内容は勝ちに等しいものでした。
1度使われたことで中間の攻め気配も非常に良くなっていて、1週前追い切りでは先行したラムジェット目掛けてラスト1ハロン11秒1の猛烈なキレで先着。
ラムジェットといえば、昨年の東京ダービーを勝っているダートのトップホース。まだ完調手前だったとしても、時計、動きともに十分合格点。最終追い切りも伸び伸びとした走りで、陣営も精神面の成長に太鼓判を押しています。
未勝利馬が重賞で馬券にならないというジンクスは昨年のクラスペディアが覆しました。今年は音速の末脚を持つアイルトンに歴史を変える勝利を期待します!