秋の中山開催の開幕を告げる
京成杯オータムハンデキャップ(中山・芝1600m)。今年から土曜日の施行となり、文字通りオープニング重賞となりました。
昨年は単勝オッズ1.5倍、圧倒的1番人気に支持されたアスコリピチェーノが人気に応えながら、2着に14番人気のタイムトゥヘヴンが入って馬連万馬券、3連単でも16万を超える波乱となりました。
今年で70回目を迎える伝統のハンデ重賞。やはり大きな一発を狙いたいところ。そこでピックアップしたいのは、
アスコルティアーモです。
兎にも角にも、中間の攻め気配が抜群で、先週はウッドチップコースで6ハロンの自己ベストタイムにコンマ4秒差、ラスト1ハロン11秒1の軽快な動きを見せ、最終追い切りでは全体のタイムは控えめながら、ラスト1ハロンは11秒を切る10秒8のラップを計時。
元々攻め駆けするタイプとはいえ、府中牝馬ステークスのあと、夏場を休養に充てて、ここ2週の気配は超抜級といえるもの。うまくリフレッシュできた印象を強く受けます。
1つ下の妹はヴィクトリアマイル、阪神ジュベナイルフィリーズを勝っているアスコリピチェーノ。アスコルティアーモ自身、オープン入り後の成績は冴えないながら、条件クラスを卒業するまでの上手な立ち回りを思い出せば、ここに入っても見劣らないポテンシャルを秘めています。
デキの良さはメンバー随一。この程度で枯れていく素材とは到底思えませんし、ここでガラリ一変を期待です!