今週のボヤキ
なんやらジメジメはするが、クソ暑くないだけ、ちょっとはマシかもな。
こんな時はするすると喉を通っていく冷たい麺に限る。
ワシは関西人やけど、蕎麦が好きなんや。
仁川のカレー、淀の焼鳥丼ももちろん定番じゃが、鉄火場で喰らう麺類もたまらんのや。
昔は午前中にいい配当を獲ったら宝塚カレーを意気揚々と喰いに行ったもんやが、今の競馬場は小綺麗になりすぎて、どうも昭和の泥臭さが恋しくなるな。
カブで競馬場へ乗り付け、出汁の味に文句を言いながら赤鉛筆を耳に挟んどった頃が、まるですぐ昨日のことのようじゃ。
今週の眼 安田記念 (G1)
「馬を見るな、枠を見ろ」。これがワシの鉄則じゃ。
世間は3連単やのAI予想やのと、やたらと細かい数字やデータに踊らされとるようだが、そんなもんは全部まやかしじゃ。
競馬の本質は、お天道様の下で繰り広げられる運と展開、そして何よりも「枠の並び」のドラマに他ならん。
馬連すら発売されていなかった時代から泥にまみれて予想を続けてきたワシに言わせれば、枠連こそが競馬の王道であり、最大の武器なんじゃ。
安田記念にしても、ギャロップダイナやフレッシュボイスが繰り広げた泥臭い叩き合い…。あの昭和の熱気が脳裏に蘇ってきよる。
ガチガチの決着と見せかけて、最後の直線でとんでもない差し馬が突っ込んでくるのがこのレースの恐ろしさであり、面白さでもある。
一頭の馬の調子に一喜一憂するくらいなら、その馬が背負う運命の枠を丸ごと信じるのがワシの流儀だ。
展開のアヤをすべて包み込んでくれる枠連の包容力を、今週も読者諸氏にたっぷりと見せつけてやるてなもんだ。
親父の赤鉛筆【最終結論】
買い目はこうじゃ。
安田記念 (G1)
8枠 - 総流し
今年の安田記念はなんや地味なメンツやなぁ。
ま、それと馬券は別物。
しっかりとブチ当てたらG1も未勝利戦も変わらんのや。
で、安田記念のデンマ(出馬表)をジッと睨む、睨む、睨む……、むむ、8枠や!
ぶっちゃけ人気を二分しとるトロヴァトーレの存在がジャマ(笑)なんやが、パンジャタワーは国内外問わず安定した走りを見せとるし、なんちゅうても去年のマイルカップの勝ち馬や。
ドラゴンブーストはここに来て確実に力を付けとる。
保険の1頭やが、過去の安田記念を見ても、こういうのが穴を開けとる。
で、トロヴァトーレは保険の保険。
てことで、この8枠はかなり堅い枠と見たで!
あとは、いつもように残りの枠へ全流しや!
■淡輪 粂治(たんのわ くめじ)
競馬歴およそ半世紀。一番の思い出は1990年有馬記念。
4枠にオグリキャップ・メジロアルダン、3枠にメジロライアン・サンドピアリスが入ったオグリキャップの引退レースでメジロアルダン・サンドピアリスに想いを馳せて枠連3-4勝負。
まだ馬連がなかった時代。馬連であれば外れていた馬券が今も頭を駆け巡る昭和の競馬親父。
もちろん1987年の有馬記念。『ユ』ーワジェームス・『メ』ジロデュレンが4枠に入った『ユメ』の万馬券も的中させている。
また、プロ野球もこよなく愛し、少年時代は大阪球場、西宮球場で憧れの選手を追いかけ、プロ野球名鑑を手に遠くから選手の自宅を見ていたピュアな心の持ち主でもある。
相手がどこに来てもええように網を張る。これが大人の喧嘩の仕方ってもんじゃ。