こんばんは。蓑田です。
今年の日本ダービーを勝ったのは松山弘平騎手。競馬学校25期生、デビュー18年目でダービージョッキーの仲間入りを果たした。
ロブチェンの位置取りに関しては、正直なところ意外というか、これはまずいんじゃないかと途中まではハラハラしていたけどね。最後はよく差し切ったよ。
ただ、今までのイメージを崩したくないと考えて無理に出していったら、ロブチェン自身がどうかというよりレース全体の流れが変わっていたかもしれないからね。
ロブチェンが後方に控えたままになったことで前半はペースが上がらず、ロブチェンマークで進めようとしていた他の有力馬も目標がなくなり難しくなったかもしれない。
それがまたリアライズシリウスの早め先頭の形や、川田将雅騎手のバステールの勇気ある動きを生んだとも言える。もしもロブチェンが逃げていたら、全く違うレースになっていただろう。
リアライズシリウスと津村明秀騎手は残念だったが、自分の競馬はやり切ったね。結果的には距離が長かったということで、また秋に大きいところで期待したい。
そして、先週ロブチェンとともに『この3頭が主役候補』と挙げたパントルナイーフとゴーイントゥスカイが2着、4着。パントルナイーフは怪我の具合にもよるが、秋に三冠を阻む最有力の候補になり得る。
バステールの動きはレイデオロでダービーを勝った時のルメール騎手を思い出したね。ダービーという大舞台でああいう仕掛け方ができること自体が素晴らしい。さすが川田だよ。
それにしても、杉山晴紀調教師はこれだけ良い馬ばかりが集まる厩舎になりながら、変わらず若手騎手を中心に起用し続けてくれている。
安田記念のガイアフォースは松山、西村、長岡が乗っていた時期を経て、昨年の安田記念は吉村誠之助騎手、今年は横山武史騎手。若手騎手方に多くのチャンスを与えてくれるのは、私の立場としては嬉しいね。
今週の安田記念はかなりの混戦ムード。アッサリとは決まらないと思うね。
まずはアドマイヤズームの回避が残念だったね。良い状態で出てきてくれれば本命視するつもりの馬だった。この馬がいないことも今回の難しさを増す要素になっている。
大崩れなく上位にいる可能性が一番高いという見方ならガイアフォースが一番信頼できるかな。なかなか勝ち切れないところのある馬だけど、今回は昨年G1勝利を阻んだジャンタルマンタルもいない。
横山武史騎手は去年の富士Sをガイアフォースで勝ってから、もう半年以上JRAでの重賞勝利がないんだね。勝利数は関東1位だし特に何かが悪いというところは感じない。大きいところで勝ち切れていないが、そろそろ大仕事があっていい。
続くのがトロヴァトーレとパンジャタワー。勝ち切る勢いという意味ではトロヴァトーレも魅力的だが、こちらはG1に上がっての力関係がどうか。パンジャタワーはダービージョッキーの腕に期待かな。
ジョッキーで応援したいのは丹内祐次騎手のドラゴンブーストと藤懸貴志騎手のスズハローム。どちらも今年のメンバーであれば可能性は十分にあるはずだよ。
そして、大穴として注目しているのがシャンパンカラーだね。
NHKマイルカップを勝っていて東京のマイルでは良いところを見せている馬だけど、前走のマイラーズCも今まではあまり実績のなかった京都コースで見どころのある競馬ができていた。
今年から乗っている岩田康誠騎手とも合っているように感じるし、去年の安田記念が大出遅れから6着、今年初戦の東京新聞杯が不利もありつつの4着。ここでダメならもう、というくらいの絶好機がきたと見ている。
世間的なイメージは大外からの追い込みだと思うけど、岩田が乗って良い面が出ているからには、イン突きという選択肢もあっていいと思っている。枠はど真ん中の偶数。どちらに進路を取るだろうか。
| R | 条件 | 馬名 | 評価 |
|---|---|---|---|
| 東京2R | ダ2100m | ワンダーブリッツ | A |
| 東京5R | 芝1800m | ジュンヴォルティス | B |
| 東京9R | 芝2000m | サラスヴァティー | A |
| 東京11R | 芝1600m | ガイアフォース | A |
| 東京12R | ダ1600m | パイシャオピン | A |
※評価はA〜Cの3段階
■安田記念・過去10年好走ポイント
1.若ければ若いほど良い
2.関東馬が好成績
3.近年は特にG1組が中心
年齢別成績では、若ければ若いほど、という傾向。4歳馬で当日5番人気以内の馬は[4-3-2-12]、連対率33.3%、複勝率42.9%。6番人気以下で馬券になった馬は18年1着モズアスコット(9番人気)のみ。
G1にしては珍しく、関東馬が優勢のレースとなっています。レース当日、関東馬で2番人気以内に限ると[0-4-2-2]で連対率50.0%、複勝率75.0%。5番人気以内に広げても、[3-6-4-10]で連対率39.1%、複勝率56.5%の高確率となります。
過去5年の前走クラス別成績では、海外組含めて、連対馬10頭全てがG1組となっています。これは前哨戦を使わないぶっつけローテや、G1しか出走しない有力馬が増えている昨今ならではと言えるかもしれませんね。
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