元競馬学校教官・蓑田早人の蓑田塾

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この秋も有力馬が集まる流れは変わらない

こんばんは。蓑田です。

先週行われたワールドオールスタージョッキーズは58歳の横山典弘騎手が優勝し、57歳の武豊騎手が第3位。

本当にびっくりするし、よく頑張っているなと思うよね。二人ともトレーニングをして若い頃の体を保っているという感じはしないが、騎乗フォームなんかはずっと変わらずバランスがいい。

武豊騎手はキーンランドCを勝って、これで札幌の重賞は全て勝ったということになるらしいね。G1馬2頭を退けての勝利なのだから大したものだよ。

パンジャタワーは当日の気配を見ると、仕上がっていない感じがしたね。実際、スプリンターズSへの叩き台というレースだったことは確かで、そう考えると2着という結果はしっかり格好を付けているよ。

他にはインドのスラジ・ナレドゥ騎手が、少ない騎乗機会ながら上手いと思ったね。

アクションが派手だとか剛腕で追えるという感じではなく、道中の折り合いの付け方だとか、馬にやさしい騎乗をしているなと感じたね。人気薄の馬でも勝負どころで手応えに余裕があって最後まで伸びていたのはそういうところだったんじゃないかな。


元教官・蓑田が厳選!日曜一番【C.ルメール】

今週で夏の新潟、中京はラスト。日曜日はこの2場で重賞が行われる。

新潟記念はG1馬が5頭という、今までの札幌記念のような豪華メンバーになった。そういえば今年の札幌記念の方にはG1馬が1頭も出ていなかったね。

やはり、まずはG1馬たちの評価から考えるべきだろう。個人的にはアーバンシックは5頭の中だと一枚落ちるという評価になる。

注目はロデオドライブ。3歳馬かつ3か月前にG1を制したばかりの成長株で、この距離でもしっかり結果を出せると秋がさらに楽しみになるね。

ルメール騎手はロデオドライブには初騎乗になるが、今週はスプリンターズSでスターアニスに騎乗することも発表された。日本での騎乗を再開したばかりだが、この秋もルメール騎手に有力馬が集まる流れは変わらないだろうね。

それに続くのがドゥレッツァ、ステレンボッシュといったところ。その次がチェルヴィニアかな。

その一方で、重賞未勝利ながら1番人気を争っているダノンシーマと、おそらく菊花賞を目指しての出走となる3歳馬ゾロアストロ。この2頭にはG1馬たちの壁は高いと見ている。

中京2歳Sは先週の新潟2歳Sと同じく、未勝利馬が混じったりの少頭数で、勝ち負けになる候補は絞られるだろうね。

中でも1頭抜けていると感じるのはジーティーマイカ。一部で口向きや折り合い、手前などの懸念が出ているようだけど、厩舎も松山弘平騎手も対策しているし大丈夫だろう。前川恭子厩舎の重賞初勝利に期待したい。

日曜の騎乗一覧と評価

R 条件 馬名 評価
新潟4R 芝1800m チェスティーノ
新潟6R ダ1800m ビービーアジャイル
新潟7R 芝2200m サダムオプシス
新潟8R 芝2000m ロデオドライブ

※評価はA〜Cの3段階

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■新潟記念・過去10年好走ポイント

1.大型馬が高確率且つ妙味アリ
2.関西所属騎手が圧倒的
3.ノーザンF生産馬

馬体重別成績では、好走率と馬体重がほぼほぼ正比例の関係となっています。520kg以上の馬で好走した中には、23年10人気3着インプレス、22年10人気1着カラテ、17年12人気3着カフジプリンスと人気薄も多く、回収率も非常に高くなっています。

騎手の所属別成績では、関西所属騎手が関東を圧倒。連対率では関東所属騎手と約3倍の差がついています。これまで札幌や中京で騎乗していながら、わざわざ新潟まで乗りに行く栗東所属騎手には特に注目すべきでしょう。

芝の中距離重賞ということもあり、ノーザンファーム生産馬が強いレース。昨年からハンデ戦→別定戦と変更になったことで実績馬が出走しやすくなり、今年も特別登録11頭のうち、8頭がノーザンF生産馬。


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蓑田早人・プロフィール

卓越した騎乗技術を武器に、騎手として北海道などローカル開催を中心に活躍。引退するまで、日本騎手クラブ副会長を務めるなど騎手の地位向上にも尽力。その後、競馬学校の専任教官へ就任(石橋脩騎手ら第19期生より指導を担当)。川田将雅騎手、松山弘平騎手をはじめ、吉田隼人騎手、三浦皇成騎手、藤田菜七子騎手など教え子が多くいる。

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