東京大学名誉教授が射抜くワイド1点

[2012年10月28日]

【天皇賞】オルフェーヴルを別格とすれば

先週土曜日のアスコット競馬場にはエリザベス女王もお出ましになった。自名の付いたQエリザベス2世S(マイルのG1)にはご自分の所有馬も出走したが、4着だった。そしていよいよフランケル出走のチャンピオンS(2000メートルのG1)。フランケルは3馬身ほど出遅れたが、後方待機のまま直線に向くと力強く抜け出してきて14戦14勝(G1 9勝)で有終の美を飾った。


翌日の一般の日刊紙でも、いずれも3頁ほどはフランケル関係を伝える記事が満載されていた。しかも、スポーツ欄にかぎらないで扱っているから凄い。さらに、日本では考えられないことだが、フランケルがゴールした瞬間には女王様が両手をあげて喜んでいる場面が掲載されているのだ。国家元首としては国民待望の英雄が誕生したことは心から喜ばしいのだろう。


私はといえば、フランケルの2ポンドの単勝馬券(名前も記してある!)を全勝記念に買っておいた。レースカードと合わせると、このセットのお宝を持っているのは日本人では唯一ではないか、とほくそ笑んでいる。


さて、明日の天皇賞、こちらも久しぶりに両陛下がお出ましになる。察するところ、両陛下ご自身は毎年でも観戦されたいのではないだろうか。心から楽しんでおられる様子が画面からも伝わってくる気がするのだが。ついでに馬券でもお買いになればもっと楽しめますよ、とご助言したいくらいだが。


5戦5勝の3歳馬(16)カレンブラックヒルだが、ここを勝つならフランケルの域に近づける。だが、フランケルはしばしば大差をつけて楽勝していた馬である。そう易々とここを突破できるとは思えないのだが。勝たしてあげたいが、馬券としては手が出しづらい。


オルフェーヴルを別格とすれば、やはり最強世代とよばれる5歳馬の(6)ルーラーシップ(12)エイシンフラッシュには一目をおく。2000メートルで5戦4勝(2着1回)の魅力ある(6)、トライヤルを使った強みのあるダービー馬(12)、といずれ甲乙つけがたい。こんなときは

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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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