東京大学名誉教授が射抜くワイド1点

[2014年12月7日]

【チャンピオンズC】狭義ではローマ史研究者であるから

先週、今年のJCは世界のベスト3に入るほどのレースだ、と指摘しておいたが、名実ともにそれにふさわしいものだった。じっさい欧米でも評価が高く、優勝馬エピファネイアは世界ランキングで128と評価された。これでランキング1位のジャスタウェイの130につづき、日本馬が1位、2位を独占しているわけだ。すばらしいことではないだろうか!

例によって吉祥寺の居酒屋「青夷」の暖簾をくぐると、口撃機関銃ヤマさまが鎮座ましました。空席だった横に座ったのだが、ひたすら競馬の話題ばかり。びっしり2時間にわたってレースと馬券の話から離れないのには参ったぜ。常識人の小生とすれば、せいぜい1時間ほどにしてもらいたいものだ。

JCダートあらためのチャンピオンズCが新設された。ダート中心のアメリカ競馬には左回りの競馬場しかない。やっとのこと右回りの阪神から左回りの中京競馬場に移されたことは喜ばしい。

とはいえ、参考にできるのは阪神コースの過去6年しかない。データ派のヤマさまのお告げでは、4,5歳馬、前走1、2着、理想は中3週のローテーション、中京巧者、非SS系がいいらしい。すべてをクリアーするのが⑮インカンテーションとか。相手本線は⑭コパノリッキーと③クリソライトのJBCクラシックの1,2着馬という無難な選択である。

ところで

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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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