東京大学名誉教授が射抜くワイド1点

[2015年3月21日]

【スプリングSほか】W重賞のワイド一点!

昨今、もしかしたら第3次世界大戦は始まっているのかもしれない、と思うことがある。しかも、百年戦争になるのかも、という怯えもある。戦闘方法はテロリズムとゲリラ戦、戦場は世界中のどこでもありえるのだ。

6年前に訪れたことのあるチュニスのバルドー美術館は古代ローマ時代のモザイク画では世界一を誇る宝庫である。そこでまさかのイスラム過激派によるテロ襲撃事件。日本人3名をふくむ23人が命を落とした。まことに痛ましいかぎりだが、政府高官が「卑劣なテロは断固許さない」と叫べば叫ぶほど、その声は虚しく響く。この惨状をグローバル・ジハード(地球規模の聖戦)として仕掛けてくる敵の実態をよく見きわめなければ、ただ振りまわされるだけではないだろうか。

考えてみれば、命こそ賭けないが、その次に大事なお金を賭けているのだから、競馬ファンは毎週末がジハードのようなもの。口撃機関銃ヤマなどその異名からすれば、いつでもテロリストになりかねない。だったら大いに的を外してもらいたいが、外れた流れ弾に当たってあおりを喰うのも嫌なこと。スプリングSは本命⑤ブラックバゴ、対抗③ベルーフ、阪神大賞典は軸⑥カレンミロティックで行くらしい。

居酒屋「青夷」産のテロリストは綿密なデータ派だから、ときには見事に的を射る。でも、先々週の弥生賞では優勝馬サトノクラウンを自信の外しで大恥をかいたばかりだから、雪辱戦の思いは強いはず

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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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